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Symfoware Server V10.0.0 クラスタ導入運用ガイド

7.4.9 インダウトログファイルの作成

あるトランザクションが、リモートアクセスを行い、リモートシステム側でコミット可能状態まで達したあと、自ノードのダウンあるいは、リモートシステム側のダウンなどにより、トランザクションが完結しないことがあります。インダウトログファイルには、このような場合にトランザクションを完結させるための情報を保持します。

インダウトログファイルの作成は、rdblogコマンドのGオプションかつiオプションによって行います。

RHEL-AS4の場合

/dev/raw/raw12にインダウトログファイルを作成する場合

$ rdblog -G -i /dev/raw/raw12 60M
RHEL5の場合

/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0012にインダウトログファイルを作成する場合

$ rdblog -G -i /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0012 60M

注意

インダウトログファイルのサイズは、テンポラリログファイルのBIログ域サイズと同じ大きさで作成してください。なお、インダウトログファイルは、16ギガバイト未満で作成してください。

参照

rdblogコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。