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Symfoware Server V10.0.0 クラスタ導入運用ガイド

4.4 状態遷移時の運用

状態遷移時の運用について作業の流れを以下に示します。

フェイルオーバ運用中の起動の操作は、Onlineスクリプトにより自動的に行われます。

スタンバイ機能を利用した運用の場合


ホットスタンバイ機能を利用した運用の場合


引き継げない機能

運用系のクラスタアプリケーションで処理の途中となっていたトランザクションは、すべてロールバックされます。

状態遷移時のエラーについて

クラスタアプリケーションの状態遷移時にSymfoware/RDBのOnline/Offlineスクリプトでエラーが発生した場合、Cluster Adminのswitchlogに以下のメッセージが表示されます。

2008-05-26 11:08:22.060:(DET, 3): ERROR: FAULT REASON: Resource <Symfoware_rdbsys1> transitioned to a Faulted state due to a script failure.

Symfoware_rdbsys1 : Symfoware/RDBのリソース名


Switchlogを表示するには[Cluster Admin]画面で[ツール]-[switchlogの表示]を選択します。

上記のエラーメッセージに表示されるリソース名が、Symfoware/RDBのリソース名の場合、以下に出力されているメッセージを参照してください。