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Symfoware Server V10.0.0 クラスタ導入運用ガイド

3.4.13 ユーザロググループのセットアップ

スケーラブルログ運用を行う場合は、ユーザロググループ用のログファイルおよびRDBディレクトリファイルの作成を行います。

ユーザロググループ用のログファイルの作成

スケーラブルログ運用を行う場合は、以下のユーザロググループ用のログファイルを作成します。

これらのファイルは、rdblogコマンドのオプションに、gオプションの指定を追加して作成します。

参照

rdblogコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの作成

スケーラブルディレクトリ運用を行う場合は、ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルを作成します。ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの作成は、rdbscldirコマンドのGオプションで行います。

ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルを作成する場合、すべてのユーザロググループに対して、作成処理を行ってください。ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルが作成されていないユーザロググループが1つでも存在する場合は、Symfoware/RDBを起動することができません。

RHEL-AS4の場合

RDBディレクトリファイルを、/dev/raw/raw13に作成する場合

$ rdbscldir -G -g grp1 /dev/raw/raw13
RHEL5の場合

RDBディレクトリファイルを、/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0013に作成する場合

$ rdbscldir -G -g grp1 /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0013

参照

rdbscldirコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。