運用系のクラスタアプリケーションと待機系のクラスタアプリケーションのシステム用の動作環境ファイルに、以下の設定を行ってください。
サーバ側で使用するソート作業域、作業用テーブル域の獲得先ディレクトリを指定します。ソート作業域は、ローカルディスクに配置するため、運用系のクラスタアプリケーションの異常事象を契機に待機系のクラスタアプリケーションに切り替わると、旧運用系のクラスタアプリケーションで利用していたソート作業域がUNIX系ファイル上に残ります。運用対処として、待機系のクラスタアプリケーションを起動する前にrmコマンドを利用して、ソート作業域(SYMFORDB*)を必ず削除するようにしてください。ソート作業域を削除しやすいように、作業用の専用ボリュームを用意し、本パラメタを設定して、ソート作業域の所在を明確にすることをお勧めします。ソート作業域は、Symfoware/RDBの動作環境ごとに、異なったディレクトリを準備して利用してください。
ソート作業域の削除は、サブプロシジャを登録することにより、簡単に行うことができます。サブプロシジャの登録方法については、“4.1.3 Online/Offlineスクリプトのサブプロシジャの登録”を参照してください。
参照
本パラメタの指定方法については、“セットアップガイド”を参照してください。