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Symfoware Server V10.0.0 セットアップガイド

3.12.3 ユーザロググループ用のアーカイブログファイルの作成

ユーザロググループに対応している資源に対して、アーカイブログ適用によるリカバリを行う場合には、アーカイブログファイルを2個以上作成しておきます。

アーカイブログファイルの初期作成

アーカイブログファイルの初期作成は、rdblogコマンドのGオプション、aオプションおよびgオプションで行います。

アーカイブログファイルを作成する例を以下に示します。

SolarisSolarisの場合

1

アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev/rdsk/c4t1d0s1に作成する場合

$ rdblog  -G  -a  -g grp1  /dev/rdsk/c4t1d0s1  30M

LinuxLinuxの場合

例2
RHEL-AS4の場合

アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev/raw/raw23に作成する場合

$ rdblog  -G  -a  -g grp1  /dev/raw/raw23  30M
RHEL5の場合

アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev_symfoware/raw23に作成する場合

$ rdblog  -G  -a  -g grp1  /dev_symfoware/raw23  30M

アーカイブログファイルの追加

アーカイブログファイルの初期作成が終わったら、アーカイブログファイルの追加を行います。アーカイブログファイルの追加は、rdblogコマンドのUオプション、aオプションおよびgオプションで行います。このとき、追加するアーカイブログファイルの大きさは指定できません。指定したローデバイスの大きさに関係なく、初期作成時の値が使用されます。

アーカイブログファイルの追加は、Symfoware/RDBが起動している状態でも実行することができます。

アーカイブログファイルを追加する例を以下に示します。

SolarisSolarisの場合

1

アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev/rdsk/c4t1d0s3、/dev/rdsk/c4t1d0s4に作成する場合

$ rdblog  -U  -a  -g grp1  /dev/rdsk/c4t1d0s3
$ rdblog  -U  -a  -g grp1  /dev/rdsk/c4t1d0s4

LinuxLinuxの場合

例2
RHEL-AS4の場合

アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev/raw/raw24、/dev/raw/raw25に作成する場合

$ rdblog  -U  -a  -g grp1  /dev/raw/raw24
$ rdblog  -U  -a  -g grp1  /dev/raw/raw25
RHEL5の場合

アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev_symfoware/raw24、/dev_symfoware/raw25に作成する場合

$ rdblog  -U  -a  -g grp1  /dev_symfoware/raw24
$ rdblog  -U  -a  -g grp1  /dev_symfoware/raw25