Symfoware/RDBは、以下に示すようなプロセス、通信バッファを構成要素として動作します。Symfoware/RDBのプロセスを構成する要素は、以下のとおりです。
Symfoware/RDBのすべての機能はここで動作します。
Symfoware/RDBのプロセスは、Symfoware/RDBプロセスとして、サーバシステム上に存在しています。Symfoware/RDBのプロセスは、Symfoware/RDBの起動時に生じ、Symfoware/RDBの停止により消滅します。
Symfoware/RDBのプロセスとアプリケーションやRDBコマンドなどの間での情報交換を行うためのメモリです。通信バッファは共用メモリに獲得されます。
共用メモリの獲得方式には、以下の2つがあります。獲得方式は、RDB構成パラメタファイルの“RDBEXTMEMMULTI”で指定します。
一括獲得方式
分割獲得方式
なお、分割獲得方式および“RDBEXTMEMMULTI”の指定は、Symfoware Server Enterprise Extended Editionを利用した場合のみ有効になります。
Symfoware/RDBに接続するアプリケーションやRDBコマンドの最大同時接続数を考慮して、共用メモリを連続領域として一括獲得します。
Symfoware/RDBに接続するアプリケーションやRDBコマンドごとに共用メモリを獲得します。