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Symfoware Server V10.0.0 セットアップガイド

1.1.3 プロセス構成

Symfoware/RDBは、以下に示すようなプロセス、通信バッファを構成要素として動作します。Symfoware/RDBのプロセスを構成する要素は、以下のとおりです。

Symfoware/RDBのプロセス

Symfoware/RDBのすべての機能はここで動作します。

Symfoware/RDBのプロセスは、Symfoware/RDBプロセスとして、サーバシステム上に存在しています。Symfoware/RDBのプロセスは、Symfoware/RDBの起動時に生じ、Symfoware/RDBの停止により消滅します。

通信バッファ

Symfoware/RDBのプロセスとアプリケーションやRDBコマンドなどの間での情報交換を行うためのメモリです。通信バッファは共用メモリに獲得されます。

共用メモリの獲得方式には、以下の2つがあります。獲得方式は、RDB構成パラメタファイルの“RDBEXTMEMMULTI”で指定します。

  • 一括獲得方式

  • 分割獲得方式

なお、分割獲得方式および“RDBEXTMEMMULTI”の指定は、Symfoware Server Enterprise Extended Editionを利用した場合のみ有効になります。

一括獲得方式

Symfoware/RDBに接続するアプリケーションやRDBコマンドの最大同時接続数を考慮して、共用メモリを連続領域として一括獲得します。

分割獲得方式

Symfoware/RDBに接続するアプリケーションやRDBコマンドごとに共用メモリを獲得します。