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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

4.2 rdasv

名前

rdasv - RDA-SVデーモン・プロセスの起動、停止およびサーバ稼働状況の表示

形式

rdasv [ -e ] [ -d ] [ サーバ種別 [ RDBシステム名 ] ]

機能説明

rdasvコマンドは、TCP/IPを利用したネットワーク上でクライアントからのアクセス要求を受け付けるための、RDA-SVのデーモン・プロセスの起動、停止および稼働中のサーバの状態表示を行います。
本コマンドは、Solarisの場合に使用できます。

オプション

-e

RDA-SVのデーモン・プロセスの停止を行います。
デーモン・プロセスを停止する場合、サーバ種別を指定する必要があります。
コマンド実行時に稼働中のサーバが存在する場合、サーバは強制的に終了します。この場合、サーバで実行中のトランザクション内のデータ操作は、すべて無効化(ロールバック)されます。

-d

稼働中のサーバの状態表示を行います。
表示される情報はサーバ種別、サービス名およびサーバ起動数です。
サーバ起動数が“-”と表示される場合は、デーモン・プロセス未起動状態を示します。
サーバ起動数が“0”と表示される場合は,実行中のサーバがないことを示します。
なお、サーバ定義を実施していないサーバ種別は表示されません。

サーバ種別

RDA-SVのデーモン・プロセスの起動、停止を行う際は必ず指定します。
サーバ種別は、以下のように指定します。

  Symfowareサーバの場合、“rdb”と指定します。

サーバの稼働状況を表示する場合は省略可能です。

RDBシステム名

SymfowareでマルチRDBを使用する場合に指定します。Symfowareデータベースのシステム名を指定してください。

復帰値の説明

rdasvコマンドは、次の値で終了します。

0:正常終了
1:異常終了

使用例

例1

Symfowareサーバ用RDA-SVデーモン・プロセス起動の入力形式(マルチRDBを使用しない場合)

rdasv rdb
例2

Symfowareサーバ用RDA-SVデーモン・プロセス起動の入力形式(マルチRDBを使用する場合)

rdasv rdb rdbsys01
例3

Symfowareサーバ用RDA-SVデーモン・プロセス停止の入力形式(マルチRDBを使用しない場合)

rdasv -e rdb
例4

Symfowareサーバ用RDA-SVデーモン・プロセス停止の入力形式(マルチRDBを使用する場合)

rdasv -e rdb rdbsys01
例5

サーバ稼働状況表示の入力形式

rdasv -d

サーバ稼働状況の表示形式

SERVER     SERVICE       SV-COUNT
rdb        rdb-sv            3
rdb        rdb-sv01          -
rdb        rdb-sv02          0