名前
rdasv - RDA-SVデーモン・プロセスの起動、停止およびサーバ稼働状況の表示
形式
rdasv [ -e ] [ -d ] [ サーバ種別 [ RDBシステム名 ] ]
機能説明
rdasvコマンドは、TCP/IPを利用したネットワーク上でクライアントからのアクセス要求を受け付けるための、RDA-SVのデーモン・プロセスの起動、停止および稼働中のサーバの状態表示を行います。
本コマンドは、Solarisの場合に使用できます。
オプション
RDA-SVのデーモン・プロセスの停止を行います。
デーモン・プロセスを停止する場合、サーバ種別を指定する必要があります。
コマンド実行時に稼働中のサーバが存在する場合、サーバは強制的に終了します。この場合、サーバで実行中のトランザクション内のデータ操作は、すべて無効化(ロールバック)されます。
稼働中のサーバの状態表示を行います。
表示される情報はサーバ種別、サービス名およびサーバ起動数です。
サーバ起動数が“-”と表示される場合は、デーモン・プロセス未起動状態を示します。
サーバ起動数が“0”と表示される場合は,実行中のサーバがないことを示します。
なお、サーバ定義を実施していないサーバ種別は表示されません。
RDA-SVのデーモン・プロセスの起動、停止を行う際は必ず指定します。
サーバ種別は、以下のように指定します。
Symfowareサーバの場合、“rdb”と指定します。
サーバの稼働状況を表示する場合は省略可能です。
SymfowareでマルチRDBを使用する場合に指定します。Symfowareデータベースのシステム名を指定してください。
復帰値の説明
rdasvコマンドは、次の値で終了します。
0:正常終了
1:異常終了
使用例
Symfowareサーバ用RDA-SVデーモン・プロセス起動の入力形式(マルチRDBを使用しない場合)
rdasv rdb
Symfowareサーバ用RDA-SVデーモン・プロセス起動の入力形式(マルチRDBを使用する場合)
rdasv rdb rdbsys01
Symfowareサーバ用RDA-SVデーモン・プロセス停止の入力形式(マルチRDBを使用しない場合)
rdasv -e rdb
Symfowareサーバ用RDA-SVデーモン・プロセス停止の入力形式(マルチRDBを使用する場合)
rdasv -e rdb rdbsys01
サーバ稼働状況表示の入力形式
rdasv -d
サーバ稼働状況の表示形式
SERVER SERVICE SV-COUNT rdb rdb-sv 3 rdb rdb-sv01 - rdb rdb-sv02 0