Connection Managerの制御機構には、通信機構と監視機構があります。
通信機構
Connection Managerは、データベースサーバ上のSymfoware Serverの状態監視を行います。Symfoware Serverへのデータベースアクセスはクライアントアプリケーションから実現します。

- アプリケーションサーバ内の通信機構
- APCプロセス
APCプロセスは、Connection Managerのプロセスであり、アプリケーションサーバ上に存在します。また、APCプロセスは、RDBシステムの動作状況を監視し、RDBシステムに異常が発生した場合にアプリケーションへ切断処理を依頼します。
- Server動作情報
APCプロセスとアプリケーションとの間でSymfoware Serverの動作情報の交換を行うためのメモリです。Server動作情報は共用メモリに獲得されます。
- アプリケーションサーバとデータベースサーバ間の通信機構
アプリケーションサーバとデータベースサーバ間の通信機構は、TCP/IPを使用した通信で行います。
監視機構
アプリケーションサーバ、データベースサーバのダウンおよび通信回線の異常発生に備え、アプリケーションサーバとデータベースサーバは互いにデータを送受信してダウン監視を行い、異常からの回復を実現します。

- 監視プロセス
監視プロセスは、データベースサーバ上に存在しています。アプリケーションサーバとデータベースサーバは監視プロセスを介して、相互にダウン監視を行います。