機能
XQueryの問合せを構成する最小単位を指定します。
記述形式
参照項番
QName → 2.1.5 名前(QName)
数値リテラル → 4.2.1 リテラル
文字列リテラル → 4.2.1 リテラル
既定義エンティティー参照 → 4.2.1 リテラル
一般規則
非区切りトークンは、それ単体でトークンを分離することができません。例えば、2つの非区切りトークン同士が隣接して並んでいる場合、その境界を一意に決定することはできません。そのため、2つの非区切りトークンが1つの非区切りトークンと認識されてしまいます。2つの非区切りトークンを分離するためには、2つのトークンの間に区切りトークンまたは空白文字を挿入する必要があります。
キーワードはすべて小文字です。予約はされていません。つまり、キーワードと同じ文字列のQNameを指定することが可能です。キーワードの種類については“付録A キーワード一覧”を参照してください。
区切りトークンは、それ単体でトークンを分離することができます。例えば、2つの区切りトークン同士、または区切りトークンと非区切りトークンが隣接して並んでいる場合であっても、その境界を一意に決定することができます。
区切り記号として指定できる特殊記号を以下に示します。
= | ; | , | $ | ( | ) | != | <= | < | >= |
> | @ | .. | * | [ | ] | . | / | // | " |
' | + |
使用例
区切り記号“$”の後に、QName“variable_name”を指定する場合
$variable_name
キーワード“return”を表す場合
return
数値リテラル“40”を表す場合
40
文字列リテラル“"FUJITSU"”を表す場合
"FUJITSU"
既定義エンティティー参照“<”を表す場合
<
区切り記号“.”を表す場合
.