表やインデックス、ソートテーブルまたはワークテーブルにレコードを挿入する処理単位です。
SEQUENTIAL構造またはOBJECT構造の表である場合は、基本的にレコードを挿入された順番で格納します。格納オプションで削除領域を再利用する指定がある場合は、空き領域にレコードを格納します。
RANDOM構造の表である場合は、挿入するレコードのクラスタキー値によりハッシュ関数で求めたバケットにレコードを格納します。
インデックスのキー値の順にデータ部のレコードが並ぶ位置にレコードを挿入します。データの挿入に伴い、インデックスデータ部のページスプリットが発生することがあります。
ソートテーブルへのレコードの挿入は、ソートメモリ上にデータを挿入して、ソートメモリが足りなくなると、部分的にソートされた形で二次記憶に書き出します。
ワークテーブルへのレコードの挿入は、挿入された順番にレコードを格納します。ワークメモリが足りなくなると、二次記憶に書き出します。