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Symfoware Server V10.0.0 アプリケーション開発ガイド(共通編)

H.2.3 FETCH JOINエレメント

FETCH JOINエレメントは、一方の表のレコードごとに、ジョインする表にアクセスして、ジョインキーの等しいレコードの組合わせを得る処理単位です。一方の表のレコードごとに、ジョインキーで他方の表へのアクセスを繰り返すため、大量データの検索を行う場合に十分な共用バッファがないと、結合される側の表のI/O効率が低下します。一般的には、大量データのジョインには向きません。反面、少量データのジョインには向いています。フェッチジョインの動作を以下に示します。

FETCH JOINエレメントのジョインする表のアクセスモデルには、以下のバリエーションがあります。

結合される側の表がDSI分割されている場合、探索条件によってアクセスするDSIを決めてからそのDSIのみにダイレクトにアクセスします。