A.3.23 ロールに付与された権限の情報

RDBII_ROLE_PRIV

RDBII_ROLE_PRIVは、ロールに付与された権限の情報を格納する表です。RDBII_ROLE_PRIVの構成と出力情報を以下に示します。

表A.36 RDBII_ROLE_PRIVの構成と出力情報
列名	データ型	情報の意味	Ｐ	SI	SI	SI	補足説明
ROLE_CODE	INT	ロールコード	1	5	4	3
GRANTOR	CHAR(36) または CHAR(128)	付与者名	2				Symfoware/RDBの文字コード系とデータベースの文字コード系が異なる場合はCHAR(128)になります。
OBJECT_TYPE	CHAR(2)	対象資源種別	3	4	3	2	SP：データベーススペース SC：スキーマ TV：実表、ビュー表または、一時表 PR：ルーチン TR：トリガ SQ：順序
DB_CODE	INT	データベースコード	4	1
SCHEMA_CODE	INT	スキーマコード	5	2	1
OBJECT_CODE	INT	対象資源コード	6	3	2	1
PRIVILEGE_TYPE	CHAR(10)	権限の種別	7				SELECT：実表、ビュー表、一時表および順序の参照件 INSERT ：格納権 UPDATE ：更新権 DELETE ：削除権 EXECUTE ：ルーチンの実行権 CREATE：実表、ビュー表、一時表、ルーチン、トリガおよび順序の定義権 TRIGGER：トリガの定義権 DROP：削除権 ALTER：表定義の更新権 INDEX：インデックスの定義権 ALLOCATE：データベーススペースの割付け権

P : プライマリキーを意味します。数字は、プライマリキー内の構成順序を示します。

SI : インデックスのキーを意味します。数字は、インデックスキー内の構成順序を示します。

ロールに付与された権限の情報テーブルの列の値の組合せを以下に示します。

OBJECT_TYPE	OBJECT_TYPE	DB_CODE	SCHEMA_CODE	OBJECT_CODE
データベーススペース	SP	データベースコード	0	データベーススペースコード
スキーマ	SC	データベースコード	スキーマコード	0
実表、ビュー表または、一時表	TV	データベースコード	スキーマコード	表コード、ビュー表コード、または一時表コード
ルーチン	PR	データベースコード	スキーマコード	ルーチンコード
トリガ	TR	データベースコード	スキーマコード	トリガコード
順序	SQ	データベースコード	スキーマコード	順序コード

ROLE_PRIVILEGES

ROLE_PRIVILEGESは、ロール構成権限情報を出力するビュー表です。ビュー表の構成と出力情報を以下に示します。

表A.37 ビュー表ROLE_PRIVILEGESの構成と出力情報
列名	データ型	情報の意味	補足説明
ROLE_CODE	INT	ロールコード
GRANTOR	CHAR(36) または CHAR(128)	付与者名	Symfoware/RDBの文字コード系とデータベースの文字コード系が異なる場合はCHAR(128)になります。
OBJECT_TYPE	CHAR(2)	対象資源種別	SP：データベーススペース SC：スキーマ TV：実表、ビュー表または、一時表 PR：ルーチン TR：トリガ SQ：順序
DB_CODE	INT	データベースコード
SCHEMA_CODE	INT	スキーマコード
OBJECT_CODE	INT	対象資源コード
PRIVILEGE_TYPE	CHAR(10)	権限の種別	SELECT ：実表、ビュー表、一時表および順序の参照権 INSERT ：格納権 UPDATE ：更新権 DELETE ：削除権 EXECUTE：ルーチンの実行権 CREATE：実表、ビュー表、一時表、ルーチン、トリガおよび順序の定義権 TRIGGER：トリガの定義権 DROP：削除権 ALTER：表定義の更新権 INDEX：インデックスの定義権 ALLOCATE：データベーススペースの割付け権