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Symfoware Server V10.0.0 アプリケーション開発ガイド(共通編)

3.4 アクセスモデルの確認

アクセスプランを取得し、アクセスモデルを確認します。アクセスプランには、アクセスモデルを構成するセクションやエレメントの情報が出力されます。

出力されたセクション情報やエレメント情報から、意図した処理手順となっているかどうかを確認することができます。

アクセスプランの取得方法

アクセスプランの取得方法には、以下の2つがあります。

参照

アクセスプランの取得方法については、“SQLTOOLユーザーズガイド”を参照してください。

アクセスモデルの確認例

以下のアクセスプランを例に、アクセスモデルを確認する方法を説明します。

===============================================================================
Main query
=sno===sectname=====input1==============input2==============output/update======
   1 : SCAN        [TBL1_BASE_DSO     ][                  ][APPL              ]
-------------------------------------------------------------------------------
  [  1] SCAN ELEMENT
        table name       SCM1.TBL1
        scan type        TABLE ALL SCAN
        dso name         TBL1_BASE_DSO       [DSI/SH]
        condition evaluation  Yes
        scan record number    800
  [  2] OUTPUT ELEMENT
        record length         200

上記のアクセスプランでは、セクション情報、エレメント情報の以下の内容から、単一の表からデータを取り出す、制約系アクセスモデルであることがわかります。

また、エレメント情報のscan type(アクセス方式)に、“TABLE ALL SCAN”と出力されていることから、制約系アクセスモデルのうちの、表の全件検索であることがわかります。

参照

アクセスプランの出力内容、出力形式についての詳細は、“SQLTOOLユーザーズガイド”を参照してください。

本節では、主なアクセスモデルについて、アクセスプランの出力例を示します。その他のアクセスモデルについては、“H.1 アクセスモデルの種類”を参照してください。