アクセスプランを取得し、アクセスモデルを確認します。アクセスプランには、アクセスモデルを構成するセクションやエレメントの情報が出力されます。
出力されたセクション情報やエレメント情報から、意図した処理手順となっているかどうかを確認することができます。
アクセスプランの取得方法
アクセスプランの取得方法には、以下の2つがあります。
rdbexecsqlコマンドを使用して取得する
任意のSQL文のアクセスプランを取得します。
アプリケーションから取得する
アプリケーション単位にアクセスプランを取得します。
参照
アクセスプランの取得方法については、“SQLTOOLユーザーズガイド”を参照してください。
アクセスモデルの確認例
以下のアクセスプランを例に、アクセスモデルを確認する方法を説明します。
=============================================================================== Main query =sno===sectname=====input1==============input2==============output/update====== 1 : SCAN [TBL1_BASE_DSO ][ ][APPL ] ------------------------------------------------------------------------------- [ 1] SCAN ELEMENT table name SCM1.TBL1 scan type TABLE ALL SCAN dso name TBL1_BASE_DSO [DSI/SH] condition evaluation Yes scan record number 800 [ 2] OUTPUT ELEMENT record length 200
上記のアクセスプランでは、セクション情報、エレメント情報の以下の内容から、単一の表からデータを取り出す、制約系アクセスモデルであることがわかります。
sectname(セクション名)が“SCAN”(表やインデックスなどからデータを取り出す)
table name(アクセス対象の表名)の表が1つ
また、エレメント情報のscan type(アクセス方式)に、“TABLE ALL SCAN”と出力されていることから、制約系アクセスモデルのうちの、表の全件検索であることがわかります。
参照
アクセスプランの出力内容、出力形式についての詳細は、“SQLTOOLユーザーズガイド”を参照してください。
本節では、主なアクセスモデルについて、アクセスプランの出力例を示します。その他のアクセスモデルについては、“H.1 アクセスモデルの種類”を参照してください。