ファイルの構成を考慮する際によくある質問と、その回答について説明します。
Symfoware Serverのシステムファイルなどの構成は?
Symfoware Serverのファイルの構成を以下に示します。
ファイル種別 | 個数 | 配置位置 | 配置位置 |
---|---|---|---|
RDBプログラムファイル | 複数 | UNIX系ファイル | NTFSファイル |
RDBディレクトリファイル | 2 (注1) | UNIX系ファイル | NTFSファイル |
RDBディクショナリ | 1 | ローデバイスまたはUNIX系ファイル | NTFSファイルまたはローデバイス |
データベース | 複数 | ローデバイスまたはUNIX系ファイル | NTFSファイルまたはローデバイス |
退避ディスク | 複数 | ローデバイス(注2) UNIX系ファイル | NTFSファイルまたはローデバイス(注2) |
作業域 | 複数 | UNIX系ファイル | NTFSファイル |
ロググループ管理ファイル | 1 | ローデバイスまたはUNIX系ファイル | NTFSファイルまたはローデバイス |
ログ管理ファイル | 1 (注3) | ローデバイスまたはUNIX系ファイル | NTFSファイルまたはローデバイス |
テンポラリログファイル | 1 (注3)(注4) | ローデバイスまたはUNIX系ファイル | NTFSファイルまたはローデバイス |
アーカイブログファイル | 複数 (注3) | ローデバイスまたはUNIX系ファイル | NTFSファイルまたはローデバイス |
インダウトログファイル | 1 | ローデバイスまたはUNIX系ファイル | NTFSファイルまたはローデバイス |
監査ログデータベース | 複数 | ローデバイスまたはUNIX系ファイル | NTFSファイルまたはローデバイス |
パフォーマンスデータ格納ファイル | 複数 | UNIX系ファイル | NTFSファイル |
コアファイル | 複数 | UNIX系ファイル | NTFSファイル |
RDB構成パラメタファイル | 1 | UNIX系ファイル | NTFSファイル |
動作環境ファイル | 複数 | UNIX系ファイル | NTFSファイル |
注1) スケーラブルディレクトリ運用を行っている場合は、さらにユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルがユーザロググループ数分必要です。
注2) Symfoware Server Advanced Backup Controller利用時の、退避データベーススペースのみ、ローデバイスに配置できます。
注3) スケーラブルログ運用を行っている場合は、ロググループ数(システムロググループ+ユーザロググループ)分必要です。
注4)テンポラリログ域は、BIログ域、AIログ域およびログインデックス域で構成されています。これらの領域は、1つのファイルに割り当てることもできますし、3つの領域に分けて割り当てることもできます。
参照
詳細は、“セットアップガイド”の“ファイル構成”を参照してください。