エラーメッセージを分析して、異常の原因を特定します。エラーメッセージは、以下の手順で分析します。
出力されているメッセージを確認する
メッセージから原因を特定する
対処を決定する
Symfoware/RDBから通知されるエラーメッセージの形式を、以下に示します。
エラーメッセージの形式 | エラーメッセージの内容 |
---|---|
qdgxxxx | Symfoware/RDBのエラーメッセージ |
JYPxxxx | Symfoware/RDBのエラーメッセージ |
RDAxxxx | RDA-SVのエラーメッセージ |
その他の形式 | OSまたは他のソフトウェア製品のエラーメッセージ |
qdgxxxx、JYPxxxxのエラーメッセージの分析
Symfoware/RDBのエラーメッセージです。
参照
Solaris/Linuxの場合
“メッセージ集”、またはrdbprtmsgコマンドを参照してください。
RDBコマンドの実行で出力されるメッセージ“qdg03110u”を確認する場合
$ rdbprtmsg -qdg 03110 qdg03110u データベーススペース's*'の空き領域がありません t* [メッセージの意味] DSIのスペース追加処理において、スペース割付け先のデータベースス ペースに、指定された割付け量を割付けできる領域がありません。 [パラメタの意味] s*: データベーススペース名 t*: RDBシステム名 RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。 [システムの処理] このコマンドの処理を中止します。 [利用者の処置] データベーススペースを拡張し、再実行してください。
アプリケーションの実行時にメッセージ変数(SQLMSG)に設定されるメッセージ“JYP2031E”を確認する場合
$ rdbprtmsg -jyp 2031 JYP2031E 記述子名"@1@"のCOUNT値に誤りがあります. [状態コード] 07009 [メッセージの意味] 記述子名"@1@"のCOUNT値に以下のいずれかの誤りがあります。 - COUNTの値が指定されていない - 指定されたCOUNTの値は1以上で、かつ実現値の範囲内ではない [パラメタの意味] @1@: 記述子名 [システムの処理] SQL文の処理を中止します。 [利用者の処置] 以下のいずれかの処置を行ってください。 - COUNTの値を指定してください - ALLOCATE DESCRIPTOR文で指定した、実現値を確認してください - ALLOCATE DESCRIPTOR文で実現値を省略した場合は、動作環境ファイル 内の"DESCRIPTOR_SPEC"の項目の値を確認してください
Windowsの場合
“メッセージ集”を参照してください。
RDAxxxxのエラーメッセージの分析
RDA-SVのエラーメッセージです。
参照
Solaris/Linuxの場合
“メッセージ集”、またはrdasvmsgコマンドを参照してください。
Windowsの場合
“メッセージ集”を参照してください。
その他のエラーメッセージの分析
OSまたはSymfoware Server以外のアプリケーションによって表示されている可能性があります。出力されるエラーメッセージが、何に対するものなのかを調査してください。
JDBC連携時に出力されるエラーメッセージを確認する場合
エラーメッセージの種類 | 参照先 |
---|---|
JavaVMが出力するメッセージ | Sunのドキュメント |
EJBが出力するメッセージ(EJBxxxx) | Interstage Application Server EJB ユーザーズガイド |
Servletが出力するメッセージ | Interstage Application Server JServlet ユーザーズガイド |
参照
詳細は、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の”メッセージリファレンス”を参照してください。