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Symfoware Server V10.0.0 トラブルシューティング集

14.3.1 rdbpdfiコマンドで初期調査のための情報を採取

rdbpdfiコマンドを実行すると、以下のトラブルの初期調査に必要なファイルを圧縮し、調査を依頼してください。

実行環境

rdbpdfiコマンドは、以下の実行環境で実施してください。

ただし、RDBシステム名を付けない運用の場合、本設定は必要ありません。

使用方法

rdbpdfiコマンドの使用方法を以下に示します。

Symfoware/RDBの無応答状態の場合
  • Symfoware/RDBの無応答状態が発生した場合には、以下の手順でrdbpdfiコマンドを実行して情報を採取してください。

SolarisLinuxSolaris/Linuxの場合

  • ロードシェア運用において、Symfoware/RDBの無応答状態が発生した場合には、各ノードにおいてrdbpdfiコマンドを実行し、ノードごとの情報を採取する必要があります。


  1. rdbpdfi コマンドの実行
    rdbpdfi コマンドを実行します。

    SolarisSolarisの場合

    # /opt/FSUNrdb2b/sbin/rdbpdfi

    LinuxLinuxの場合

    # /opt/FJSVrdb2b/sbin/rdbpdfi

    WindowsWindowsの場合

    <インストール先ディレクトリ>\SFWSV\RDB\sbin\rdbpdfi

  2. 出力ファイル
    rdbpdfi コマンドを実行すると、初期調査に必要な情報をカレントディレクトリに、以下のファイル名で出力します。

    rdbpdfi_data_採取時間情報.pdi
Symfoware/RDBのコアダンプ出力の場合

Symfoware/RDB のコアダンプ出力が発生した場合には、以下の手順でrdbpdfiコマンドを実行して情報を採取してください。
複数のコアダンプが出力された場合には、各コアダンプに対してrdbpdfiコマンドを実行し、コアダンプごとの情報を採取する必要があります。

  1. コアダンプのファイル名の確認
    コアダンプのファイル名(絶対パス名)を確認してください。
    Symfoware/RDB のコアダンプは、RDB構成パラメタファイルのRDBCORE パラメタで指定したディレクトリ配下に、以下の名前で出力されます。

    core_内部時間情報
  2. rdbpdfiコマンドの実行
    コアダンプのファイル名(絶対パス名)を指定して、rdbpdfi コマンドを実行します。

    SolarisSolarisの場合

    # /opt/FSUNrdb2b/sbin/rdbpdfi コアダンプのファイル名(絶対パス名)

    LinuxLinuxの場合

    # /opt/FJSVrdb2b/sbin/rdbpdfi コアダンプのファイル名(絶対パス名)

    WindowsWindowsの場合

    <インストール先ディレクトリ>\SFWSV\RDB\sbin\rdbpdfi コアダンプのファイル名(絶対パス名)

  3. 出力ファイル
    rdbpdfiコマンドを実行すると、初期調査に必要な情報をカレントディレクトリに、以下のファイル名で出力します。

    rdbpdfi_data_採取時間情報.pdi