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Symfoware Server V10.0.0 トラブルシューティング集

6.3.1 論理構造を設計する

論理構造を設計する際によくある質問と、その回答について説明します。

データベースの論理構造を設計する際の観点は?

データベースについて

完全に独立した複数の業務を構築する場合、それぞれの業務に対応したデータベースを定義すればよいと考えます。ただし、データベースを分けて定義することには、「テーブルの構成を分かりやすくする」や「分類しやすくする」という程度の利点しかないため、あまり神経質に考える必要はありません。データベースは1つ定義するだけでもかまいません。

なお、JOIN、副問合せなど、SQL文は複数のデータベースにまたがって表の検索・更新を行うことはできないため、注意してください。

スキーマについて

業務あるいは組織を単位として、スキーマを分けることをお勧めします。スキーマ名と表名は、表または表に含まれるデータの意味がある程度理解できるような名前を付けると、業務アプリケーションを構築する際の作業の効率化にもつながります。