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Symfoware Server V10.0.0 トラブルシューティング集

4.1.1 ユーザデータベースのバックアップ時の異常

ユーザデータベースのバックアップ時に発生したトラブルの事例、およびその対処方法について説明します。

rdbdmpコマンドを自動実行するジョブから起動すると、終了せずにプロセスが残ったままにな

rdbdmpコマンドを自動実行するジョブ(バッチファイルなど)から起動すると、終了せずにプロセスが残ったままになります。

指定したデバイスに、すでにバックアップデータが存在している場合に発生します。

rdbdmpコマンドでeオプションを指定して実行すると、バックアップデータが存在した場合にバックアップデータを上書きするかを問合せます。自動実行の場合には、この問い合わせに答えられていないため、問題が発生します。

この場合、以下の方法で回避できます。

以下に、rdbdmpコマンドでバックアップデータが存在した場合の、オプション指定による動作の違いを示します。

eオプション

yオプション

コマンドの動作

なし

なし

qdg02294uを出力して終了(処理は中断)

なし

あり

qdg02294uを出力して終了(処理は中断)

あり

なし

上書きするかの問合せを出力

あり

あり

強制的に上書き