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Symfoware Server V10.0.0 アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)

4.3.3 環境設定

ここでは、アプリケーションを実行するまでの前作業の手順について示します。

ASPアプリケーションを実行するために必要な準備について、以下の順序で説明します。

  1. 格納フォルダの作成

  2. IISの設定

  3. ODBCデータソースの登録

1) 格納フォルダの作成

例:

C:\ASPSample

2) IISの設定

注意

Windows(R) XP for x64、Windows Server(R) 2003 x64 Editions、Windows Server(R) 2008 for x64またはWindows Server(R) 2008 R2 for x64のIISを利用する場合、以下の手順でワーカプロセスを32ビットで動作するように変更してください。

  1. [スタート]メニューより、[ファイル名を指定して実行]を選択します。

  2. [名前]に“cmd”を入力し、[OK]をクリックします(コマンドライン画面が表示されます)。

  3. コマンドライン画面から、以下のコマンドを実行します。

    cscript %SYSTEMDRIVE%\Inetpub\AdminScripts\adsutil.vbs SET W3SVC/AppPools/Enable32bitAppOnWin64 1

ワーカプロセスを32ビットで動作させる手順の詳細については、Microsoftのドキュメントを参照してください。

IIS 5.0およびIIS 6.0の場合
  1. インターネットサービスマネージャを起動します。

  2. [既定のWebサイト]を選択し、[操作]-[新規作成]-[仮想ディレクトリ]を選択します。

  3. [仮想ディレクトリの作成ウィザード]画面が表示されます。

  4. ウィザードに従い、仮想ディレクトリのエイリアスを入力します。
    例:ASPSamp

  5. ASPファイルを格納してあるディレクトリのパスを入力します。
    例:C:\ASPSample

  6. アクセス許可を設定します。以下の項目をチェックしてください。

    • 読み取り

    • ASPなどのスクリプトを実行する

  7. インターネットサービスマネージャを終了します。

IIS 7.0の場合
  1. インターネットインフォメーションサービスマネージャを起動します。

  2. Default Web Siteを右クリックし、[仮想ディレクトリの追加]を選択します。

  3. [仮想ディレクトリの追加]画面が表示されます。

  4. ウィザードに従い、仮想ディレクトリのエイリアスと物理パスを入力し、OKボタンをクリックすると仮想ディレクトリが作成されます。

  5. 作成された仮想ディレクトリを右クリックし、[アクセス許可の編集]を選択します。

  6. プロパティが表示されますので、セキュリティタブを選択し、アクセス許可を設定します。

  7. インターネットインフォメーションサービスマネージャを終了します。

3) ODBCデータソースの登録

詳細については、“3.1 ODBCデータソースの登録”を参照してください。