ここでは、アプリケーションを実行するまでの前作業の手順について示します。
ASPアプリケーションを実行するために必要な準備について、以下の順序で説明します。
格納フォルダの作成
IISの設定
ODBCデータソースの登録
1) 格納フォルダの作成
C:\ASPSample
2) IISの設定
注意
Windows(R) XP for x64、Windows Server(R) 2003 x64 Editions、Windows Server(R) 2008 for x64またはWindows Server(R) 2008 R2 for x64のIISを利用する場合、以下の手順でワーカプロセスを32ビットで動作するように変更してください。
[スタート]メニューより、[ファイル名を指定して実行]を選択します。
[名前]に“cmd”を入力し、[OK]をクリックします(コマンドライン画面が表示されます)。
コマンドライン画面から、以下のコマンドを実行します。
cscript %SYSTEMDRIVE%\Inetpub\AdminScripts\adsutil.vbs SET W3SVC/AppPools/Enable32bitAppOnWin64 1
ワーカプロセスを32ビットで動作させる手順の詳細については、Microsoftのドキュメントを参照してください。
インターネットサービスマネージャを起動します。
[既定のWebサイト]を選択し、[操作]-[新規作成]-[仮想ディレクトリ]を選択します。
[仮想ディレクトリの作成ウィザード]画面が表示されます。
ウィザードに従い、仮想ディレクトリのエイリアスを入力します。
例:ASPSamp
ASPファイルを格納してあるディレクトリのパスを入力します。
例:C:\ASPSample
アクセス許可を設定します。以下の項目をチェックしてください。
読み取り
ASPなどのスクリプトを実行する
インターネットサービスマネージャを終了します。
インターネットインフォメーションサービスマネージャを起動します。
Default Web Siteを右クリックし、[仮想ディレクトリの追加]を選択します。
[仮想ディレクトリの追加]画面が表示されます。
ウィザードに従い、仮想ディレクトリのエイリアスと物理パスを入力し、OKボタンをクリックすると仮想ディレクトリが作成されます。
作成された仮想ディレクトリを右クリックし、[アクセス許可の編集]を選択します。
プロパティが表示されますので、セキュリティタブを選択し、アクセス許可を設定します。
インターネットインフォメーションサービスマネージャを終了します。
3) ODBCデータソースの登録
詳細については、“3.1 ODBCデータソースの登録”を参照してください。