Symfoware .NET Data Providerを利用したアプリケーション開発作業の流れを以下に示します。
アプリケーションの設計
Symfoware Serverにアクセスするアプリケーションを設計します。アプリケーションの設計時に、開発言語や利用するSQL文などを決定します。Symfoware .NET Data Providerを利用した.NET Frameworkアプリケーションでは、設計時に以下のことを考慮してください。
コネクション情報の指定方法
アプリケーションとデータベースの文字コード系
トランザクション
Symfoware Serverと.NET Frameworkのデータ型の対応関係
詳細は、“第2章 アプリケーションの設計”を参照してください。
アプリケーションの作成
アプリケーションの作成には、Visual Studioを使用します。
Symfoware .NET Data Providerを利用したアプリケーションの作成は、以下の2通りの方法があります。
.NET Frameworkの規格に則ったデータ操作を自動生成する方法
(データオブジェクトを利用)
開発者が自由にコーディングする方法
データ操作を自動生成する方法、および自動生成可能な範囲を確認し、作成方法を選択してください。詳細は、“第3章 アプリケーションの作成”を参照してください。
また、Symfoware .NET Data ProviderのAPIの詳細は、“第5章 APIリファレンス”を参照してください。
アプリケーションのデバッグ/チューニング
アプリケーションをコンパイルしたあと、実際に実行してデバッグをしたり、性能をチューニングしたりして、アプリケーションの問題を取り除きます。
詳細は、“第4章 アプリケーションのデバッグとチューニング”を参照してください。