クライアント側にあるアプリケーションをサーバで実行する形態の場合は、クライアントからサーバにSQL文を送信し、サーバ側の実行結果をクライアント側で受信して処理を行っています。このとき、SQL文単位で送信・受信を繰り返すため、クライアント側に通信負荷がかかります。大規模なアプリケーション開発の場合、このようなクライアント側の性能限界を解消し、開発/保守の生産性を向上させるためにはプロシジャを利用します。プロシジャとは、サーバに登録する処理手続きのことです。プロシジャをサーバに登録しておいて、クライアント側からプロシジャのルーチンを呼出し、サーバ側で一連のトランザクション処理を実行します。