機能
記述形式
一般規則
サーバに接続する利用者を文字列定数または文字列型の埋込み変数で指定します。利用者は、認可識別子とパスワードを斜線“/”で区切って指定します。
ユーザ指定に空白を含めた場合は、斜線“/”で区切った認可識別子とパスワードのそれぞれについて前後の空白を取り除いた値が、認可識別子とパスワードになります。
認可識別子は、18文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または9文字以内の日本語文字列を指定します。
不当な利用者がサーバに接続することを抑止するため、サーバに接続する時に利用者の認証が行われます。認証の方式は、以下の接続形式により異なります。
OSのログイン名で接続する場合
データベース専用利用者名で接続する場合
サーバに接続する利用者は、CREATE USER文で登録した利用者で、かつデータベースの使用権限がある利用者でなければなりません。
CREATE USER文でデータベース専用利用者として登録した利用者は、登録した認可識別子とパスワードを指定します。
CREATE USER文でOSの利用者として登録した利用者は、サーバにログイン可能なログイン名およびパスワードを指定します。
ログイン名とパスワードは、各サーバでは以下のように扱われます。
Solaris/Linuxの場合
ログイン名: ログイン名
パスワード: ログイン名のパスワード
Windowsの場合
ログイン名: ユーザ名
パスワード: ユーザ名のパスワード
使用例
利用者を変更します。
SET SESSION AUTHORIZATION 'USER1/777###FF'