機能
カーソルによって位置づけられた1行を削除します。
記述形式
権限
DELETE文:位置づけを実行できるのは、処理対象の表のDELETE権の保持者です。
一般規則
カーソルにより位置づけられている行が削除されます。
カーソルは、開かれた状態であり、FETCH文により位置づけられていることが必要です。
行を削除する表の名前を指定します。
表名で指定する表は、カーソル宣言のカーソル指定に指定されていることが必要です。
カーソル宣言のカーソル指定に導出表が記述されている場合、表名には導出表の元となる表を指定します。
カーソルの名前を指定します。
カーソル名は、同一コンパイル単位に含まれるカーソル宣言で定義されていることが必要です。
使用例
表TBL1からカーソルが位置づけられている行を削除する例を示します。
DELETE FROM TBL1 WHERE CURRENT OF CSR1
CSR1は、このDELETE文と同じ同一コンパイル単位内で定義されたカーソルとします。現在、カーソルCSR1が位置づけられている行を削除します。