機能
記述形式
参照項番
日本語文字列 → “2.1.3 トークン”
権限
スコープを定義できるのは、指定したDSIが定義済の場合、DSIの定義者のみです。DSIをスコープ定義の後から定義する場合は、DSI定義者はスコープの定義者であることが必要です。
一般規則
指定されたDSIは未定義でもかまいません。未定義のDSIを指定した場合、表のDSIとみなします。ただし、未定義のDSIを指定すると、以下のようなエラーになる可能性があるため注意が必要です。
未定義のDSIをスコープ定義したあとにそのDSI定義を行うとき、表のDSIの定義者とスコープ定義者が違う場合はエラーになります。
スコープ定義で、ほかのスコープですでに指定された未定義のDSI名を指定するとき、新規のスコープ定義者と既存のスコープ定義者が違う場合はエラーとなります。
指定されたDSIは、ほかのスコープ定義文で指定されていてもかまいません。
スコープ機能で限定されるデータ操作の範囲は、アプリケーションからのSQL文、rdbuptコマンドおよびrdbunlsqlコマンドです。rdbsloaderコマンドなどのRDBコマンドでは有効となりません。
使用例
発注表のデータ操作の範囲を東京DSIに限定するスコープ“東京SCP”を定義します。
CREATE SCOPE 東京SCP DSI (東京DSI)