SQL文の文法規則の説明形式は、原則として次の項目に分けて説明してあります。
機能
記述形式
参照項番
権限
一般規則
使用例
機能
要素が持つ機能を説明します。
記述形式
文を構成する各要素の並べ方を示します。
記述形式で使用している記号の意味を以下に示します。
第2章の“構文要素の構成”、第2章以外の“構文の構成”は、“記述形式”に対する補助的な説明です。説明している用語は、複数の構文要素をまとめて表現するSQL文の用語です。説明している用語は“一般規則”や“メッセージ”で使われています。
CREATE SCHEMA文の“構文の構成”の例を以下に示します。二重線上に記述した“注釈定義”と“スキーマ要素”が記述形式の構文図では表現されない用語です。
参照項番
文を構成する要素がほかの項で説明されている場合、その項番を示します。
権限
SQL文の実行に必要な権限を説明しています。
一般規則
要素の文法、注意事項や要素間の意味の相互関係を説明しています。
使用例
各要素の具体的な記述例を示しています。ただし、単純な規則しか持たない文に対しては、例を省略していることがあります。
使用例に用いるデータベースを以下に示します。なお、表に含まれるデータは架空のものです。