本書の目的
本書は、Symfoware/RDBのデータベースに格納されたXMLデータに対して、XMLデータの構造を基本としたXMLデータ検索機能を説明しています。
本書の読者
本書は、Symfoware Server XMLアダプタを使用してデータベースに格納されたXMLデータに対して、XMLデータの構造を基本としたXMLデータ検索を行う方に読んでいただくように書かれています。
本書を読むためには、以下の知識が必要です。
Symfoware Serverのデータベースに関する知識
SQLに関する知識
業務に関する知識
XMLに関する知識
本書の構成
本書の構成と内容は以下のとおりです。
Symfoware Server XMLアダプタの考え方、位置づけ、機能概要を説明しています。
XMLアダプタを使用する場合に必要となるXMLデータのインデックスの設計方法について説明しています。
XMLアダプタの動作環境のセットアップから、Symfoware/RDBの起動までの手順を説明しています。
XMLアダプタを使用した固有の保守作業について説明しています。
拡張されたSQLを使用して、XMLアダプタで提供されるアプリケーションを利用する方法について説明しています。
CONTAINS関数で指定する、XML検索式の文法について説明しています。
XMLアダプタが使用する各情報の取得方法、表示方法について説明しています。
XMLデータのインデックスの定義に関するSQL文の記述形式について説明しています。
CONTAINS関数の記述形式について説明しています。
XMLアダプタで使用する資源の見積り式について説明しています。
XMLアダプタに関する定量制限について説明しています。
データベースに格納できるXMLデータの形式について説明しています。
平成22年 1月 初版 平成22年 2月 第2版