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Symfoware Server V10.0.0 インストールガイド(サーバ編)

1.5.2 WebAdmin/WebDBtoolsのポート番号の初期値

インストール時にWebAdmin/WebDBtoolsのセットアップを行う場合、Webサーバのポート番号と、WebAdmin/WebDBtoolsが内部で使用するポート番号が必要となります。

ポート番号の初期値について以下の表に示します。

表1.4 ポート番号の初期値

ポート名

初期値

設定値の範囲

Webサーバのポート番号
(ブラウザからWebAdmin/WebDBtoolsにアクセスするときに使用します)

26510

1024~32767

WebAdmin/WebDBtoolsが内部で使用するポート番号

内部ポート1

26511

1024~32767

内部ポート2

26512

内部ポート3

26513

内部ポート4

26514

注意

  • ポート番号
    ポート番号はすべて未使用の空きポート番号、かつ、重複しないポート番号を設定する必要があります。

  • 未使用のポート番号
    OSや他の製品において、/etc/servicesファイルの記述に関係なく、未使用のポート番号を自動採番してポート番号を使用する、または、製品内の環境ファイルで指定したポート番号を使用することがあります。OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。
    OSが自動で割り当てるポート番号の範囲を以下に示す手順で確認してください。

    1. “sysctl -a”を実行します。

    2. 表示される“net.ipv4.ip_local_port_range”の内容を確認してください。

      表示例
      net.ipv4.ip_local_port_range=32768 61000・・・32768~61000が自動割り当ての対象
  • アクセス制限
    ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を用い、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。