インストール時にWebAdmin/WebDBtoolsのセットアップを行う場合、Webサーバのポート番号と、WebAdmin/WebDBtoolsが内部で使用するポート番号が必要となります。
ポート番号の初期値について以下の表に示します。
ポート名 | 初期値 | 設定値の範囲 | |
---|---|---|---|
Webサーバのポート番号 | 26510 | 1024~32767 | |
WebAdmin/WebDBtoolsが内部で使用するポート番号 | 内部ポート1 | 26511 | 1024~32767 |
内部ポート2 | 26512 | ||
内部ポート3 | 26513 | ||
内部ポート4 | 26514 |
注意
ポート番号
ポート番号はすべて未使用の空きポート番号、かつ、重複しないポート番号を設定する必要があります。
未使用のポート番号
OSや他の製品において、/etc/servicesファイルの記述に関係なく、未使用のポート番号を自動採番してポート番号を使用する、または、製品内の環境ファイルで指定したポート番号を使用することがあります。OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。
OSが自動で割り当てるポート番号の範囲を以下に示す手順で確認してください。
“sysctl -a”を実行します。
表示される“net.ipv4.ip_local_port_range”の内容を確認してください。
net.ipv4.ip_local_port_range=32768 61000・・・32768~61000が自動割り当ての対象
アクセス制限
ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を用い、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。