Advanced Backup Controllerの環境設定について説明します。
環境設定を行う場合には、事前に以下の作業を行っておく必要があります。
データベースの作成(注)
Symfoware/RDBの起動
バックアップおよびリカバリの環境設定
注)データベーススペースをNTFSボリューム上のファイルに作成する場合は、CREATE DBSPACE文のATTRIBUTE SPACEにFULLを指定し、1つのボリューム上にファイルを1つだけ作成します。
データベーススペースをローデバイスに作成する場合は、SafeCLUSTERをインストールしている必要があります。
注意
データベーススペースの定量制限以上の容量を持つボリュームにデータベーススペースを作成することはできません。定量制限については“セットアップガイド”を参照してください。
CREATE DBSPACE文のATTRIBUTE SPACEにFULLを指定しない場合、1つのボリューム上に複数のデータベーススペースのファイルを作成できますが、バックアップを行うことができません。必ずFULLを指定してデータベーススペースを定義してください。
バックアップおよびリカバリの環境設定は、以下の手順で行います。
(1) 作業用ディレクトリを登録します。 ――― swstsvrsetコマンド (wオプション) (2) リカバリ制御ファイル出力先ディレク ――― swstsvrsetコマンド トリを登録します。 (cオプション) (3) Storageサーバ配下のデバイス情報を ――― AdvancedCopy ManagerのGUI 取り込みます。 (4) 業務ディスクを設定します。 ――― swstdevinfosetコマンド (tオプション) (5) バックアップディスクを設定します。 ――― swstdevinfosetコマンド (bオプション) (6) バックアップポリシーを設定します。 ――― swstbkpolsetコマンド
参照
環境設定についての詳細は“ETERNUS SF AdvancedCopy Manager運用手引書”を参照してください。