フェイルオーバ運用を行う場合、1つのクラスタサービスにリソースとして、RDBシステム、アプリケーションおよびディスクなどを登録しますが、最初にディスクをクラスタサービスにリソースとして登録します。他の資源のリソース登録は、“3.4.15 クラスタサービスの変更”で行います。
ディスクのクラスタサービスへの登録は、クラスタ運用管理ビューを利用して行います。
クラスタサービスの登録は、以下の手順で行ってください。
ブラウザを起動し、“http://ホスト名:ポート番号”の形式で、URLを指定します。ユーザ認証画面で、認証処理を行って、クラスタ運用管理ビューのトップメニューを起動します。
トップメニューで、[SafeCLUSTER]を選択します。
SafeCLUSTER操作メニューで、[クラスタ運用設定]を起動し、[クラスタ運用設定メニュー]画面で、[クラスタサービス設定]ボタンを選択します。
[クラスタサービス名・運用形態設定]画面で、クラスタサービス名およびクラスタサービスの運用形態の設定を行います。
登録するクラスタサービス名を記述します。クラスタサービス名は、任意の名前を指定します。
Standbyを選択します。
[ノード設定(standbyクラス)]画面で、運用ノードおよび待機ノードで使用するノードの設定を行います。
運用インスタンスを登録するノードを選択します。
待機インスタンスを登録するノードを選択します。
[リソース設定]画面で、クラスタサービスで使用するリソースの設定を行います。
[設定できるリソース]一覧から、クラスタサービスで使用するディスクをリソースとして選択し、[設定するリソース]一覧に追加します。
[グループ設定]画面で、クラスタサービスで使用するリソースのグループ化を行います。[設定できるリソース]一覧から、クラスタサービスで使用するディスクをリソースとして選択し、[設定するリソース]一覧に追加します。
各資源に対応した共用ディスク装置の種別(“切替えディスク”または、“同時アクセス用共用ディスク”)は“1.6 システム構成”を参照してください。
[共用ディスク装置使用種別設定]画面で、RDBの資源を配置する共用ディスク装置の種別を設定します。
フェイルオーバ運用を行う場合、各資源に対応した共用ディスク装置の種別(“切替えディスク”または、“同時アクセス用共用ディスク”)は“1.6 システム構成”を参照してください。
[クラスタサービス設定情報確認と登録]画面で、設定した内容の確認を行います。設定した内容が正しければ、[登録]ボタンをクリックし、設定内容を登録します。