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Symfoware Server V10.0.0 クラスタ導入運用ガイド

3.2 セットアップ前に行うこと

RDBのセットアップを行う前に、SafeCLUSTERのインストールからクラスタ初期構成設定およびネットワークの設定までの作業を行っておく必要があります。その際、RDBの資源を以下に配置してください。

注意

  • Symfoware/RDBの資源を作成するドライブのプロパティとして、“ドライブを圧縮してディスク領域を空ける”を設定しないでください。ドライブ圧縮を行った場合、通常のI/O処理と比較して性能上のオーバヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。

  • Symfoware/RDBの資源を作成するフォルダのプロパティとして[全般タブ]属性の[詳細設定]である、“圧縮属性または暗号化属性”を設定しないでください。
    圧縮属性とした場合、ドライブ圧縮と同様に通常のI/O処理と比較して性能上のオーバヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。
    暗号化属性とした場合、Symfoware/RDBで使用する各資源の作成者(rdblogコマンド、rdbcrdicコマンドなどの実行ユーザ)とSymfoware Serverのサービス起動で動作するSymfoware Serverプロセスの実行者(ユーザ登録されないWindows(R)システムユーザ)が異なるため、暗号解除ができずアクセスエラーが発生するためです。