フェイルオーバ運用の高信頼性、高可用性を実現するために、以下の点を考慮して設計してください。
RDBコマンドの定期的な実行について
RDBコマンドを定期的に実行(数秒間隔でRDBコマンドを実行するなど)して情報採取などを行う場合は、必ずクラスタシステムの状態遷移と連動して動作させるようにしてください。たとえば、情報採取のためのバッチファイルを作成して、内部で繰り返しRDBコマンドを実行する場合は、そのバッチファイルをクラスタのアプリケーションとして登録することで状態遷移と連動することが可能となります。
バッチファイルの起動および停止の契機は以下のようにしてください。
起動処理では、Symfoware/RDBの状態遷移後に情報採取のためのバッチファイルを起動してください。
停止処理では、Symfoware/RDBの状態遷移前に情報採取のためのバッチファイルを停止してください。