以下の手順でアンインストールしてください。
スーパユーザへの変更
アンインストールを行う場合、スーパユーザになります。
# su - <RETURN> |
uninstall.shシェルの実行
アンインストールシェルスクリプト(uninstall.sh)を実行します。アンインストールシェルスクリプトはCD-ROM上のディレクトリに移動し、実行してください。
# mount /dev/デバイスファイル名 <CD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN> # cd <CD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN> # ./uninstall.sh <RETURN> |
RHEL5(Intel64)または、RHEL5(IPF)で自動マウントデーモン(autofs)によるCD-ROMの自動マウントを行った場合、マウントオプションに"noexec"が設定されるため、uninstall.shの起動に失敗します。
この場合、mountコマンドによりCD-ROMを適切に再マウントしてからアンインストールを実行してください。
なお、マウントされているCD-ROMのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。
他の製品で使用している可能性があるパッケージをアンインストールするための、以下の問い合わせが表示されます。同一筐体に複数の製品がインストールされている場合は、表示されたパッケージが本製品以外で使用されていないことを確認し、“y”、または“n”を入力して[Enter]キーを押してください。
アンインストール対象である以下のパッケージは、他の富士通ミドルウェア製品からも使用している可能性があります。 パッケージ:FJSVsmee FJSVsclr 上記のパッケージをアンインストールしますか? (省略: y) [y,n,q]: |
以下のように製品名、およびアンインストール情報が表示されます。内容を確認し、表示された情報でアンインストールを開始する場合は“y”を入力して[Enter]キーを押してください。
+-----------------------------------------+ | Interstage Job Workload Server V9.2.0 | | | | Copyright 2010 FUJITSU LIMITED | +-----------------------------------------+ アンインストール情報: アンインストールパッケージ: FJSVijob FJSVibsjb FJSVibsbx FJSVibsbd FJSVibsba FJSVibsbc FJSVxmlpc FJSVibscm FJSVibsap FJSVisgui FJSVjs5 FJSVj2ee FJSVjms FJSVejb FJSVisjmx FJSVihs FJSVes FJSVisscs FJSVjs2su FJSVsmee FJSVsclr FJSVapcef FJSVapclg FJSVwebc FJSVjdk5 FJSVod FJSVextp FJSVisas FJSVtd アンインストールを開始しますか? [y,q]: |
上記例では、1行を途中で折り返すようにしている箇所があります。
選択したパッケージのアンインストール後、バッチジョブ定義データベースで使用しているパッケージをアンインストールするための、以下の問い合わせが表示されます。(注1)
“all”、または“y”を入力して[Enter]キーを押し、パッケージをアンインストールください。
"Batch job definition database" のアンインストールを開始します。 以下のパッケージがインストールされています。 FJSVsymjd FJSVrdbdb FJSVrdbap FJSVrdb2b FJSVsymex * : 他製品との共通パッケージ アンインストールを開始しますか?(all:全パッケージ y:共通パッケージ以外 n:終了) (省略:n) [all,y,n] |
注1)以下の製品がインストールされている場合は表示されません。この場合、バッチジョブ定義データベースで使用しているFJSVsymjd、FJSVrdbdb、FJSVrdbap、FJSVrdb2b、FJSVsymex、FJSVsymee、FJSVsymhs、FJSVrdbhsの各パッケージは、以下の製品で使用しているためアンインストールされません。
・Symfoware Server
アンインストールが正常に終了した場合に出力される、メッセージの出力例を以下に示します。
"Interstage Job Workload Server"のアンインストールが終了しました。 |
Interstage Job Workload Serverと、Symfoware Server Enterprise Edition、またはSymfoware Server Enterprise Extended Editionが同一筐体にインストールされていた場合、先にSymfoware Serverをアンインストールすると、Interstage Job Workload Serverで使用しているSymfoware Serverの一部のパッケージがアンインストールされません。
しかし、その後でInterstage Job Workload Serverをアンインストールすることで、Symfoware Serverの一部のパッケージもアンインストールされるので問題はありません。
Symfoware Server のアンインストール方法については、Symfoware Server のマニュアルを参照してください。
システムのリブート
アンインストール完了後、システムの再起動を行います。
# cd / <RETURN> # shutdown -r now <RETURN> |