ページの先頭行へ戻る
Interstage Job Workload Server V9.2.0 インストールガイド

4.2.1 uninstall.shシェルスクリプトによるアンインストール

以下の手順でアンインストールしてください。

  1. スーパユーザへの変更
    アンインストールを行う場合、スーパユーザになります。

    # su - <RETURN>
  2. uninstall.shシェルの実行
    シングルユーザモードまたはマルチユーザモードにおいて、サーバパッケージのCD-ROM1枚目を挿入し、本ソフトウェアを削除します。カレントディレクトリをCD-ROMの先頭に移動しuninstall.shを実行してください。

    # cd /cdrom/cdrom0 <RETURN>
    # ./uninstall.sh <RETURN>

    他の製品で使用している可能性があるパッケージをアンインストールするための、以下の問い合わせが表示されます。同一筐体に複数の製品がインストールされている場合は、表示されたパッケージが本製品以外で使用されていないことを確認し、“y”、または“n”を入力して[Enter]キーを押してください。

    アンインストール対象である以下のパッケージは、他の富士通ミドルウェア製品からも使用している可能性があります。
     パッケージ:FSUNssll FJSVsmee FJSVsclr
    上記のパッケージをアンインストールしますか? (省略: y) [y,n,q]:

    アンインストール情報が以下のように表示されます。内容を確認し、表示された情報でアンインストールを開始する場合は“y”を入力して[Enter]キーを押してください。

    Loading:############################################################
    +-----------------------------------------+
    |  Interstage Job Workload Server V9.2.0  |
    |                                         |
    |      Copyright 2010 FUJITSU LIMITED     |
    +-----------------------------------------+
    アンインストール情報:
        アンインストールパッケージ:
             FJSVijob FJSVibsjb FJSVibsbx FJSVibsbd FJSVibsba FJSVibsbc FJSVxmlpc FJSVibsap
     FJSVibscm FJSVisgui FJSVjs5 FJSVj2ee FJSVjms FJSVejb FJSVisjmx FJSVihs FJSVes FJSVisscs
     FJSVjs2su FSUNssll FJSVsmee FJSVsclr FJSVapcef FJSVapclg FJSVwebc FJSVjdk5 FSUNod FSUNextp 
    FJSVisas FSUNtd 
    
    
    アンインストールを開始しますか? [y,q]: 

    上記例では、1行を途中で折り返すように記載している箇所があります。

    選択したパッケージのアンインストール後、バッチジョブ定義データベースで使用しているパッケージをアンインストールするための、以下の問い合わせが表示されます。1)
    “all”、または“y”を入力して[Enter]キーを押し、パッケージをアンインストールください。2

    "Batch job definition database" のアンインストールを開始します。
    
    以下のパッケージがインストールされています。
    
        * FSUNiconv
           FJSVsymjd
           FJSVrdbdb
           FJSVrdbap
           FSUNrdb2b
           FJSVsymee
    
        * : 他製品との共通パッケージ
    
    アンインストールを開始しますか?(all:全パッケージ y:共通パッケージ以外 n:終了) (省略:n) [all,y,n]

    1以下の製品がインストールされている場合は表示されません。この場合、バッチジョブ定義データベースで使用しているFSUNiconv、FJSVsymjd、FJSVrdbdb、FJSVrdbap、FSUNrdb2b、FJSVsymex、FJSVsymee、FJSVsymhs、FJSVrdbhsの各パッケージは、以下の製品で使用しているためアンインストールされません。
      ・Symfoware Server
    2)Symfoware Server、Symfoware Server同梱製品、またはその他関連製品でFSUNiconvパッケージを使用している場合は、“y”を選択してパッケージをアンインストールしてください(FSUNiconvパッケージをアンインストールしないでください)。

    アンインストールが正常に終了した場合に出力される、メッセージの出力例を以下に示します。

    "Interstage Job Workload Server"のアンインストールが終了しました。


    Interstage Job Workload Serverと、Symfoware Server Enterprise Edition、またはSymfoware Server Enterprise Extended Editionが同一筐体にインストールされていた場合、先にSymfoware Serverをアンインストールすると、Interstage Job Workload Serverで使用しているSymfoware Serverの一部のパッケージがアンインストールされません。
    しかし、その後でInterstage Job Workload Serverをアンインストールすることで、Symfoware Serverの一部のパッケージもアンインストールされるので問題はありません。
    Symfoware Server のアンインストール方法については、Symfoware Server のマニュアルを参照してください。

  3. システムのリブート
    アンインストール完了後、システムの再起動を行います。

    # cd / <RETURN>
    # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0 <RETURN>