IJServerに関して、スタンドアロンサーバとマルチサーバ管理(管理対象サーバ)で差異がある場合があります。その差異について説明します。
■ EJBコンテナの起動に失敗した場合
| スタンドアロンサーバ | 管理対象サーバ |
条件 |
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現象 | Servletコンテナが存在するサーバ上の指定されたIJServerを起動します。その結果、Servletコンテナが存在するサーバ上の指定されたIJServerの状態は起動となります。 | Servletコンテナが存在するサーバ上の指定されたIJServerを起動しません。その結果、Servletコンテナが存在するサーバ上の指定されたIJServerの状態は停止となります。 |
対処 | 出力されたメッセージの対処を参照して原因を取り除き、再実行してください。 |
■ Servletコンテナの停止に失敗した場合
| スタンドアロンサーバ | 管理対象サーバ |
条件 |
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現象 | EJBコンテナが存在するサーバ上の指定されたIJServerを停止します。その結果、EJBコンテナが存在するサーバ上の指定されたIJServerの状態は停止となります。 | EJBコンテナが存在するサーバ上の指定されたIJServerを停止しません。その結果、EJBコンテナが存在するサーバ上の指定されたIJServerの状態は起動となります。 |
対処 | 出力されたメッセージの対処を参照して原因を取り除き、再実行してください。 |
■ EJBコンテナ上のアプリケーションの配備またはリロードに失敗した場合
| スタンドアロンサーバ | 管理対象サーバ |
条件 |
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現象 | Servletコンテナが存在するサーバ上の指定されたアプリケーションを活性化します。結果として、配備されたアプリケーションで活性となります。 | Servletコンテナが存在するサーバ上の指定されたアプリケーションを活性化しません。結果として、配備前のアプリケーションで活性となります。 |
対処 | 出力されたメッセージの対処を参照して原因を取り除き、再実行してください。 |
■ Servletコンテナ上のアプリケーションの配備またはリロードに失敗した場合
| スタンドアロンサーバ | 管理対象サーバ |
条件 |
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現象 | EJBコンテナが存在するサーバ上の指定されたアプリケーションを非活性化します。結果として、指定されたアプリケーションは非活性となります。 | EJBコンテナが存在するサーバ上の指定されたアプリケーションを非活性化しません。結果として、指定されたアプリケーションは活性となります。 |
対処 | 出力されたメッセージの対処を参照して原因を取り除き、再実行してください。 |