ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server 使用上の注意

3.8.5 認証サーバを複数配置し負荷分散するシステム構成に関する注意事項

  本システム構成では、以下に示す点について注意してください。

  1. 負荷分散対象となる認証サーバは、同一のプラットフォーム、および同一のバージョン・エディション・インストールディレクトリのInterstageがインストールされたマシンで構成してください。
      

  2. 複数の認証サーバは、論理的に同じホスト名となるようにロードバランサを設定してください。
      

  3. SSL通信に使用する証明書は、証明書の所有者名に論理的なホスト名のFQDN(Fully Qualified Domain Name)を設定してください。
      

  4. 同じクライアントからのリクエストは、同じ認証サーバにリクエストが転送されるようにロードバランサを設定してください。
      

  5. 複数の認証サーバの環境設定は以下の項目を除き同じ設定としてください。
      ・アクセスログ
      ・リポジトリサーバ(参照系)との通信の設定
    認証サーバの環境設定はInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [認証サーバ:環境設定]画面より行います。
      

  6. 利用する機能によってロードバランサの設定が異なります。
    詳細については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“ロードバランサの設定”を参照してください。