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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

23.3.3 Destination定義の登録

Interstage管理コンソールを使用して、JMSアプリケーションが参照するDestination定義を登録します。
Destination定義は、JMSアプリケーションがメッセージを送受信する宛先の定義情報です。イベントサービス(ノーティフィケーションサービス)のイベントチャネル名、グループ名を持ちます。
Interstage管理コンソールの使用方法については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。

Interstageのクライアント機能がインストールされている場合は、JMS運用コマンドを使用してDestination定義を登録します。
JMS運用コマンドについては、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“JMS運用コマンド”を参照してください。


jmsmkdstコマンドを使用して、Destination定義を登録する場合は、以下のオプションを任意に指定してください。


-t

Destinationのタイプが“Topic”の場合に指定します。

-q

Destinationのタイプが“Queue”の場合に指定します。


[Publish/Subscribeメッセージングモデルの場合]
グループ“mygroup”のイベントチャネル“mychannel”を、JNDI“java:comp/env/jms/TestTopic”というTopicタイプのDestination定義に関連付ける場合

jmsmkdst -t -g mygroup -c mychannel TestTopic

[Point-To-Pointメッセージングモデルの場合]
グループ“mygroup”のイベントチャネル“mychannel”を、JNDI“java:comp/env/jms/TestQueue”というQueueタイプのDestination定義に関連付ける場合

jmsmkdst -q -g mygroup -c mychannel TestQueue

注意

  • 他のサーバのイベントチャネルと関連付けるDestinationを定義する場合は、以下の方法でJMSアプリケーションを動作させるサーバ上に、イベントチャネルが登録されている“ホスト名またはIPアドレス”および“ポート番号”を指定し、Destinationを作成してください。
    なお、JMSアプリケーションを動作させるサーバのネーミングサービスの“ホスト定義”および“ポート番号”に設定されている設定情報が、イベントチャネルが登録されているサーバと同一である場合は、Destination作成時に“ホスト名またはIPアドレス”および“ポート番号”を指定する必要はありません。

    • Interstage管理コンソール

      • スタンドアロンサーバで運用している場合
        [システム] > [リソース] > [JMS] > [Destination] > [新規作成]

      • 管理サーバの一括操作で運用している場合
        [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [リソース] > [JMS] > [Destination] > [定義変更]
        注)サーバグループを運用している場合は、異なるサーバグループに作成されたイベントチャネルに対してDestination定義を登録できません。

    • isj2eeadminコマンド

    • jmsmkdstコマンド

  • “ホスト名またはIPアドレス”を指定する場合は、hostsファイルの内容またはDNSの設定により名前解決(IPアドレス解決)が可能であるかを確認してください。