EJBアプリケーションの実行環境を、カストマイズツールの運用コマンドを使用してカスタマイズする方法について説明します。
この方法では、利用者が更新したXML形式の定義ファイルを元にしてコマンドを実行することにより、EJBアプリケーションの実行環境定義の内容(“Enterprise Bean定義情報”)を編集できます。
カスタマイズに使用するEJBサービス運用コマンドには、大きくわけて以下の機能があります。
定義ファイルのexport
EJBアプリケーションの実行環境定義の内容を、XML形式の定義ファイルに移出する
定義ファイルのimport
更新されたXML形式の定義ファイルの内容を、EJBアプリケーションの実行環境定義に移入する
以下に、EJBサービスの運用コマンドを使用したカスタマイズの流れ、各定義ファイルのexportとimportの手順、および各定義ファイルの内容と記述例を説明します。