Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

13.5 Localインタフェースの作成

Localインタフェースには、ビジネスメソッドを定義します。ビジネスメソッドは、業務処理に応じて自由に定義できます。
LocalHomeインタフェースは、Java VM内で呼ばれるインタフェースであるためRMIの形で記述する必要はありません。

以下に、Localインタフェースの記述形式を示します。

記述形式

  public interface  Localインタフェース名  extends  javax.ejb.EJBLocalObject
  {
      public 返却値 ビジネスメソッド(任意の引数) ; 
      その他、任意のビジネスメソッドの定義; 
  }

規約

Localインタフェースは以下の規約を満たしていなければなりません。

• インタフェースはjavax.ejb.EJBLocalObjectインタフェースを継承しなければなりません。

• 定義するビジネスメソッドは、Enterprise Beanクラスのビジネスメソッドと同じ名前でなければなりません。

• Enterprise Beanクラスのビジネスメソッドのメソッド名、引数の数と型、返却値の型が同じでなければなりません。

• throws句には、以下の例外をすべて定義してください。

  • 一致するEnterprise Beanクラスのビジネスメソッドに定義されたすべての例外

注意

Localインタフェースの作成における注意事項

CMRを使用したEntity Beanは、Localインタフェースを使用して呼び出されなければならないため、必ずLocalインタフェースを使用してください。