Remoteインタフェースには、ビジネスメソッドを定義します。ビジネスメソッドは、業務処理に応じて自由に定義できます。
Remoteインタフェースは、RMIインタフェースの形で記述します。
Interstage Studioを使用して開発を行った場合、Remoteインタフェースのひな形が自動生成されます。
以下に、Remoteインタフェースの記述形式を示します。
記述形式
public interface Remoteインタフェース名 extends javax.ejb.EJBObject { public 返却値 ビジネスメソッド(任意の引数) throws java.rmi.RemoteException; その他、任意のビジネスメソッドの定義; }
規約
Remoteインタフェースは、以下の規約を満たしていなければなりません。
インタフェースはjavax.ejb.EJBObjectインタフェースを継承しなければなりません。
このインタフェースで定義されたメソッドはRMI over IIOPの規約に従わなくてはなりません。
定義するビジネスメソッドは、Enterprise Beanクラスのビジネスメソッドと同じ名前でなければなりません。
Enterprise Beanクラスのビジネスメソッドのメソッド名、引数の数と型、返却値の型が同じでなければなりません。
throws句には、以下の例外をすべて定義してください。
一致するEnterprise Beanクラスのビジネスメソッドに定義されたすべての例外
java.rmi.RemoteException
注意
Remoteインタフェースの作成における注意事項
throws句に宣言する例外の数は、5以下にしてください。多数宣言されている場合、配備時間に影響します。