タイマー(javax.ejb.Timer)インタフェースには以下のAPIが用意されていて、時間監視のキャンセルや状況参照をすることができます。
javax.ejb.Timerインタフェースに規定されているAPI
項番 | メソッド名 | 説明 |
|---|---|---|
1 | public void cancel () | タイマー監視をキャンセルします。キャンセルが実行されたタイマーはEJBコンテナにより削除されます。 |
2 | public javax.ejb.TimerHandle getHandle () | タイマーハンドルオブジェクトを取得します。後でタイマーオブジェクトを再取得したい時にTimerHandleインタフェースのgetTimerメソッドを利用して得ることができます。 |
3 | public java.io.Serializable getInfo() | タイマー生成時に渡した情報(createTimerメソッドに渡したinfoオブジェクト)を取得します。 |
4 | public java.util.Date getNextTimeout () | 次のejbTimeoutメソッドが実行される予定日時を取得します。 |
5 | public long getTimeRemaining () | 次のejbTimeoutメソッドが実行されるまでのタイマーの残時間を取得します。単位はミリ秒です。 |
javax.ejb.TimerHandleインタフェースに規定されているAPI
項番 | メソッド名 | 説明 |
|---|---|---|
1 | public javax.ejb.Timer getTimer() | このTimerHandleオブジェクトに対応するTimerオブジェクトを取得できます。 |
一度のみ実行するタイマーの場合、コールバック処理(ejbTimeoutメソッド)正常完了後、そのタイマーはコンテナより削除されます。
削除されたタイマーオブジェクトに対してメソッドを実行するとNoSuchObjectLocalExceptionが返却されます。
