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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

7.5.4 フィルタクラス

フィルタ機能を利用するには、“フィルタクラス”と“フィルタクラスを適用する対象”を定義します。ここでは、フィルタクラスの定義について説明します。
フィルタクラスは、filterタグで定義します。
設定したフィルタの初期値はjavax.servlet.FilterConfig.getInitParameter() メソッドで取り出すことができます。

記述形式

    <filter>
      <filter-name>name</filter-name>
      <filter-class>class</filter-class>
      <init-param>
        <param-name>name</param-name>
        <param-value>value</param-value>
      </init-param>
    </filter>

タグの内容

タグ名

説明

タグの省略

複数の指定

filter-name

フィルタクラスの別名です。一意な名前を指定します。
この名前を使用してfilter-mappingで定義したサーブレット名やURIパターンとマッチングされます。

×

×

filter-class

マッピングするフィルタクラスの完全なクラス名を指定します。

×

×

init-param

初期化パラメタとして名前と値のペアをセットします。
パラメタが複数ある場合、パラメタごとに別々の<init-param>タグを使用します。

param-name

フィルタクラスの初期化パラメタの名前をセットします。
<init-param>タグを使用する場合、必須です。

×

×

param-value

フィルタクラスの初期化パラメタの値をセットします。
<init-param>タグを使用する場合、必須です。

×

×

記述例

7.5.5 フィルタクラスを適用する対象”の記述例を参照してください。