ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

4.3.7 JDBC(データベース)を参照する場合の共通事項

IJServerを使用する場合環境変数の設定方法

IJServerでWebアプリケーション、またはEJBアプリケーションを運用する場合は、以下のように設定してください。
Interstage管理コンソールを使用する場合の詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。また、isj2eeadminコマンドを使用する場合の詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“isj2eeadmin”を参照してください。

設定項目

設定方法


パス

以下のいずれかにパスを設定してください。

  • J2EEプロパティのパス

  • IJServer環境設定のパス

以下のいずれかを使用して設定してください。

  • Interstage管理コンソール

    • [システム] > [環境設定] > [J2EEプロパティ] > [パス]

    • [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [環境設定] > [パス]

  • isj2eeadminコマンド

    • J2EEシステム定義ファイル

    • IJServer定義ファイル

設定方法の詳細はInterstage管理コンソールのヘルプまたは“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。


ライブラリパス

以下にライブラリパスを設定してください。

  • J2EEプロパティのライブラリパス

  • IJServer環境設定のライブラリパス

以下のいずれかを使用して設定してください。

  • Interstage管理コンソール

    • [システム] > [環境設定] > [J2EEプロパティ] > [ライブラリパス]

    • [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [環境設定] > [ライブラリパス]

  • isj2eeadminコマンド

    • J2EEシステム定義ファイル

    • IJServer定義ファイル

設定方法の詳細はInterstage管理コンソールのヘルプまたは“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

クラスパス

以下にクラスパスを設定してください。

  • J2EEプロパティのクラスパス

  • IJServer環境設定のクラスパス

以下のいずれかを使用して設定してください。

  • Interstage管理コンソール

    • [システム] > [環境設定] > [J2EEプロパティ] > [クラスパス]

    • [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [環境設定] > [クラスパス]

  • isj2eeadminコマンド

    • J2EEシステム定義ファイル

    • IJServer定義ファイル

設定方法の詳細はInterstage管理コンソールのヘルプまたは“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

クラスローダの分離をしないIJServerの場合、システム環境変数に設定しても有効となります。IJServerで使用するクラスパスの設定方法の詳細は“2.3.4 IJServerで使用するクラスの設定について”を参照してください。

Webアプリケーションのディレクトリ構成である“WEB-INF/lib”に、クラスパスに設定するJDBCドライバを格納しないでください。格納した場合、以下の機能が使用できない場合があります。

  • 事前コネクト

  • 異常時の再接続


ORACLE_HOME

以下に、ORACLE_HOMEを設定してください。

  • IJServer環境設定の環境変数
    ORALE_HOME=/opt/oracle

以下のいずれかを使用して設定してください。

  • Interstage管理コンソール

    • [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [環境設定] > [環境変数]

  • isj2eeadminコマンド

    • IJServer定義ファイル

設定方法の詳細はInterstage管理コンソールのヘルプまたは“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。


File System Service Providerを使用する場合の環境設定

File System Service Providerを使用する場合の設定方法を説明します。

環境変数の設定

上記のJDBCドライバの設定に追加して以下の設定が必要です。File System Service Providerは、Interstageから提供され、以下のクラスパスに設定済みですので、IJServerの場合本作業は不要です。

設定項目

設定値

クラスパス


C:\Interstage\J2EE\lib\providerutil.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\fscontext.jar

/opt/FJSVj2ee/lib/providerutil.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/fscontext.jar

最新のjarファイルを使用したい場合は、Sun Microsystems社のホームページからFile System Service Providerをダウンロードして、環境変数クラスパスを設定してください。
また、クライアント環境の場合は、Interstageから提供されているjar(上記の表)、または、ダウンロードしたjarのクラスパスを設定してください。

File System Service Providerへのデータソース登録

File System Service Providerに、データソースを登録します。Interstage管理コンソールまたはisj2eeadminコマンドを使用して、Interstageにデータソースを登録する場合には、Interstageへのデータソース登録と同時に、File System Service Providerにデータソースを登録するように指定できます。
この場合、本作業は必要ありません。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプ、または“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“isj2eeadmin”を参照してください。

File System Service Providerにデータソースを登録する場合には、以下に格納されているサンプルソースを参考にしてデータソース登録アプリケーションを作成し、データソースを登録してください。
サンプルソースはOracle用になっているため、SQL Serverを使用する場合はMicrosoft(R) JDBCドライバ用に、PostgreSQLを使用する場合はPostgreSQL用に修正して使用してください。
データソース登録アプリケーションの詳細については、各データベースのマニュアルを参照してください。

C:\Interstage\J2EE\sample\datasource\FJDSJNDILOCAL.java

File System Service Providerにデータソースを登録した場合、PROVIDER_URLで指定した場所に“.bindings”というファイルが、作成されます。