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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

D.1.2 Javaのデータ型とDBMSのSQLデータ型のマッピングについて

コンテナは以下の処理を実行する場合、CMPのEntity Beanで定義する永続化フィールドのJavaのデータ型に対応するJDBCのAPI(setメソッド、getメソッド)を実行します。

Javaのデータ型とDBMSのSQLデータ型の組み合わせについてはJDBCドライバの仕様に依存しますので、使用するJDBCドライバのマニュアルを参照してください。

Javaのデータ型とコンテナが使用するJDBCドライバのAPIとの対応について以下に説明します。

標準データ型

以下のデータ型の場合は該当するメソッド(setBooleanメソッド、getBooleanメソッドなど)が使用されます。

  • boolean、java.lang.Boolean

  • byte、java.lang.Byte

  • short、java.lang.Short

  • int、java.lang.Integer

  • long、java.lang.Long

  • float、java.lang.Float

  • double、java.lang.Double

  • java.lang.String

  • java.math.BigDecimal

  • java.sql.Date

  • java.sql.Time

  • java.sql.Timestamp

  • byte[]

ただし、java.lang.String型の永続化フィールドをDBMSのCLOB型にマッピングした場合、setCharacterStreamとgetCharacterStreamメソッドが使用されます。
また、byte[]の場合はsetBinaryStreamとgetBinaryStreamメソッドが使用されます。
プライマリキーカラムに固定長文字列型を使用しないでください。指定した場合、そのキーが参照できないといった問題が発生する可能性があります。

その他のデータ型

以下のデータ型は標準データ型に変換され、そのデータ型に該当するメソッドが使用されます。

データ型

変換する標準データ型

char、java.lang.Character

java.lang.String

java.math.BigInteger

java.math.BigDecimal

java.util.Date

java.sql.TimeStamp

その他

byte[]