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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

B.3 IJServerクラスタのファイル構成

IJServerクラスタのファイル構成を以下に示します。

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説明

サーバーインスタンス名

IJServerクラスタが管理する資産を格納するディレクトリです。サーバーインスタンス単位に生成されます。

  

addons

  

bin

サーバーインスタンスに関連したコマンドを格納するディレクトリです。

  

stopserv

サーバーインスタンス停止コマンドです。

current

カレントディレクトリです。

  

latest

最新のカレントディレクトリです。

  

derby.log(注1)

JavaDBのログファイルです。

generated

ポリシーファイル格納ディレクトリ、および一時的なファイルを格納するディレクトリです。

  

jsp(注3)

JSP関連のファイルが格納されます。

policy(注2)

ポリシーファイルが格納されます。

imq

ドメインインスタンスに付随するmqのルートディレクトリです。

logs

ログファイルを格納するディレクトリです。

  

server.log

サーバーログファイルです。

jvm.log

Java VMログファイルです。

monitor-jvm.log

Java VM情報ログファイルです。

monitor-connectionqueue.log

接続キュー情報ログファイルです。

monitor-httplistener.log

HTTPリスナー情報ログファイルです。

monitor-transaction.log

トランザクション情報ログファイルです。

monitor-jdbcpool.log

JDBC接続プール情報ログファイルです。

monitor-threadpool.log

スレッドプール情報ログファイルです。

monitor-connection.logg

コネクション情報ログファイルです。

monitor-connectorpool.log

JMS/コネクタ接続プール情報ログファイルです。

monitor-messagedriven.log

MDB情報ログファイルです。

monitor-entitybean.log

Entity Bean情報ログファイルです。

monitor-statefulsession.log

Stateful Session Bean情報ログファイルです。

monitor-statelesssession.log

Stateless Session Bean情報ログファイルです。

access

アクセスログを格納するディレクトリです。

  

server_access_log

アクセスログファイルです。

session-store

アプリケーションの対話状態を格納するディレクトリです。EJBコンテナのキャッシング機能で使用します。詳細は「7.7.2 Enterprise Beanインスタンスのキャッシング」を参照してください。

  

ejb

  

j2ee-apps

EARモジュールで配備したEJBがpassivateされた場合、対話状態を格納するディレクトリです。

j2ee-modules

EJB-JARモジュールで配備したEJBがpassivateされた場合、対話状態を格納するディレクトリです。

work

Webコンテナ関連のファイルが格納されます。

注1)

JavaDBのログファイルについては、「付録A Java DB」を参照してください。

注2)

IJServerクラスタの停止時に配備を行った場合、配備時に生成されたポリシーファイルの格納は行われません。次回、IJServerクラスタを起動した時に、配備時に生成されたポリシーファイルの格納が行われます。

注3)

配備するアプリケーションに含まれるJSPのコンパイル結果が格納されます。
Interstage Deployment Descriptor(sun-web.xml)のscratchdirで格納先を変更できます。
JSPのコンパイル結果は、asadmin deployサブコマンドをprecompilejspを指定して実行した場合、およびJSPに対する初回リクエスト時に生成されます。