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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

11.11.1 installサブコマンド

形式

imqsvcadmin install [-javahome javahome|-jrehome jrehome] [-vmargs vmargs] [-args brokerArgs]

機能説明

メッセージブローカを動作させるサービスをインストールし、スタートアップのオプションを指定します。
インストールされるメッセージブローカのサービス名は「MQ4.1_Broker」、表示名は「Message Queue 4.1 Broker」となります。
また、登録されたサービスのスタートアップの種類は、自動となるため、次回マシン起動時から自動的に起動されます。

オプション

オプション名

説明

-javahome

メッセージブローカを起動するVMへのパスを指定します。(注1)
省略した場合、製品のデフォルトのJava VMを使用して、メッセージブローカを起動します。

-jrehome

メッセージブローカを起動するVMへのパスを指定します。(注2)
省略した場合、製品のデフォルトのJava VMを使用して、メッセージブローカを起動します。

-vmargs

メッセージブローカサービスを実行するJava VMに渡す追加の引数を指定します。(注3)
複数のパラメタを渡す場合、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定してください。

-args

メッセージブローカサービスに渡す追加のコマンド行引数を指定します。(注4)
imqbrokerdオプションについては、「11.9 imqbrokerd」を参照してください。(注5)
複数のパラメタを渡す場合、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定してください。

注1)

以下のメッセージが出力された場合、-javahomeオプションは省略されたとみなされます。

  • Could not set JREHome to "オプションで指定した文字列\jre" in registry

注2)

以下のメッセージが出力された場合、-jrehomeオプションは省略されたとみなされます。

  • Could not set JREHome to "オプションで指定した文字列" in registry

注3)

以下のメッセージが出力された場合、-vmargsオプションは省略されたとみなされます。

  • Could not set JVMArgs to "オプションで指定した文字列" in registry

注4)

以下のメッセージが出力された場合、-argsオプションは省略されたとみなされます。

  • Could not set ServiceArgs to "オプションで指定した文字列" in registry

注5)

以下のオプションは指定できません。以下のオプションを指定した場合、ブローカーサービスの起動に失敗します。

  • -help

  • -h

  • -remove

  • -reset

  • -version

  • -v

  • -vmargs
    ブローカサービスを実行するJava VMに渡す追加の引数は、installサブコマンドの-vmargsオプションで指定してください。

戻り値

0: 正常終了
0以外: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

>imqsvcadmin install
Installation of service Message Queue 4.1 Broker successful.