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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

9.8.15 Java VMの定義項目

定義項目

項目名

省略値

範囲

説明

再起動要否

(※)

java-home

  

文字列

  

デバッグ

false

  • true

  • false

  

デバッグオプション

"-Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,suspend=n,address=9009"

文字列
‘-’で始まる文字列をオプションとして指定できます。

複数のオプションを指定する場合、オプションに指定する値全体を二重引用符(")で括り、各オプションを半角空白( )で区切って指定します。(注1)

RMIコンパイルオプション

"-iiop -poa -alwaysgenerate"、"-keepgenerated -g"

文字列
‘-’で始まる文字列をオプションとして指定できます。

複数のオプションを指定する場合、オプションに指定する値全体を二重引用符(")で括り、各オプションを半角空白( )で区切って指定します。(注1)

Javacオプション

"-g"

文字列
‘-’で始まる文字列をオプションとして指定できます。

複数のオプションを指定する場合、オプションに指定する値全体を二重引用符(")で括り、各オプションを半角空白( )で区切って指定します。(注1)

クラスパスのサフィックス

  

文字列

サーバークラスパスの末尾にJARファイルを挿入するには、このサフィックスフィールドにファイルの完全パス名を入力します。
複数のパスを指定する場合は、${path.separator}、または、セミコロン(;)(Windows(R)の場合)、コロン(:)(Solaris、Linuxの場合)で区切って指定します。(注2)

ネイティブライブラリパスのサフィックス

  

文字列

ネイティブライブラリパスの末尾に追加するエントリを指定します。ネイティブライブラリパスは、ネイティブ共有ライブラリの相対パス、標準のJREネイティブライブラリパス、Interstage Java EE Node Agentサービスを起動したシェルの環境設定(UNIXではLD_LIBRARY_PATH)、ネイティブライブラリパスのサフィックスを連結したものです。
複数のパスを指定する場合は、${path.separator}、または、セミコロン(;)(Windows(R)の場合)、コロン(:)(Solaris、Linuxの場合)で区切って指定します。(注3)

ネイティブライブラリパスを追加したい場合は、Interstage Java EE Node Agentサービスを起動するシェルの環境変数PATH(UNIXではLD_LIBRARY_PATH)、または本項目を修正してください。
なお、本項目で指定した値は、サーバーインスタンス起動時にシステムプロパティjava.library.pathとして有効になりますが、利用するネイティブモジュールにより、java.library.pathにパスを定義したのみでは動作しない場合があります。
この場合は、Interstage Java EE Node Agentサービス起動時の環境変数PATH(LD_LIBRARY_PATH)にて指定を行ってください。
Interstage Java EE Node Agentサービスの環境変数設定については、「5.4.3 環境変数の設定」を参照してください。

JVMオプション

  

文字列
‘-’で始まる文字列をオプションとして指定できます。

複数のオプションを指定する場合、各オプションをカンマ(,)で区切って指定します。(注4)

※:IJServerクラスタの再起動が必要かどうかを示しています。
    ○:再起動必要、×:再起動不要

注1)

デバッグオプションに複数のオプションを指定する場合のコマンドの指定例

asadmin set testserver.java-config.debug-options="-Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,suspend=n,address=9009"

注2)

クラスパスのサフィックスに複数のオプションを指定する場合の指定例

/opt/lib/jar1.jar${path.separator}/opt/lib/jar2.jar

注3)

ネイティブライブラリパスのサフィックスに複数のオプションを指定する場合の指定例

/opt/lib1${path.separator}/opt/lib2

4)

JVMオプションに複数のオプションを指定する場合のコマンドの指定例

asadmin set testserver.java-config.jvm-options=-Xmx256m,-XX:MaxPermSize=128m

関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

  

チューニング方法

  

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  11.1.4.1 getサブコマンド
  11.1.4.2 setサブコマンド
  11.1.4.3 listサブコマンド

asadminコマンドでの定義項目名

11.18.3.14 configs.config.java-configの定義項目