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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

5.15.5 メッセージブローカのログ

メッセージブローカはメッセージブローカの情報をログとして記録します。メッセージブローカのログはブローカの調査、状態の監視に役立ちます。

出力先

ログの出力先は次のとおりです。

[Java EE共通ディレクトリ]\domains\interstage\imq\instances\${メッセージブローカ名}\log

[Java EE共通ディレクトリ]/domains/interstage/imq/instances/${メッセージブローカ名}/log

上記の出力先にlog.txt、log_N.txt(Nは1以上の数値)のログファイルが出力されます。デフォルトでは週に1度ローテーションされ、最大で10個のログファイル(log.txt、log_1.txt~log_9.txt)が作成されます。

出力形式

出力されるログの形式は、次のとおりです。

[dd/MMM/yyyy:HH:mm:ss z] ログ本文

各出力項目について以下に説明します。

dd/MMM/yyyy:HH:mm:ss z

ログの出力時刻を出力します。

ログ本文

ログ本文のメッセージ内容については、「第13章 Java EEのメッセージ」を参照してください。ログ本文はERROR(システム障害が生じる可能性のある問題点を示すメッセージ)、WARNING(システム障害が生じる可能性はないが、留意すべき警告)、INFO(その他の情報メッセージの報告)というレベルで出力されます。

ログの設定

ログの出力に関して以下の設定変更が可能です。

ログの設定は、ログ機能に関するプロパティを用いて、imqbrokerdコマンドで行います。
ログ機能に関するプロパティの詳細については、「9.7.6 ログ機能に関するプロパティ」を参照してください。