JMS:ERROR:jms2563: Error accessing CORBA service. METHOD '%s1', EXCEPTION '%s2'
JMS:エラー:jms2563: CORBAサービスへのアクセス時に異常が発生しました。 METHOD '%s1', EXCEPTION '%s2'
［可変情報］
%s1：CORBAサービスまたはイベントサービスのメソッド名
%s2：詳細な例外情報
［意味］
CORBAサービスまたはイベントサービスへのアクセス中に予期せぬエラーが発生しました。
［システムの処理］
処理を中止します。
［ユーザの対処］
以下の対処を行った後、再度処理を実行してください。
詳細な例外情報%s2のマイナーコードが“1179254801(0x464a0011)”または“1179256849(0x464a0811)”の場合は、イベントチャネルの作成に誤りがある可能性があります。以下の手順でイベントチャネルを確認してください。
Interstage管理コンソールを使用して環境設定を行う場合
以下の画面で、イベントチャネルのノーティフィケーションサービス機能の状態を確認します。
スタンドアロンサーバの場合
[システム] > [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [グループ名::イベントチャネル名] > [設定情報] [詳細設定]
管理サーバの統合管理の場合
[統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバ名] > [システム] > [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [グループ名::イベントチャネル名] > [設定情報][詳細設定]
管理サーバの一括操作の場合
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名／サーバ名] > [イベントチャネル] > [グループ名::イベントチャネル名] > [設定情報][詳細設定]
ノーティフィケーションサービス機能が“使用しない”と設定している場合は、いったんイベントチャネルを削除し、以下の画面で“イベントチャネル種別”に“JMS”を指定してイベントチャネルを再作成します。
スタンドアロンサーバの場合
[システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [新規作成]
管理サーバの一括操作の場合
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名／サーバ名] > [イベントチャネル] > [新規作成]
イベントサービス運用コマンドを使用して環境設定を行う場合
essetcnfchnlコマンドを以下のように実行し、“Notification channel mode”が“yes”と設定されているかを確認します。
essetcnfchnl -d -g グループ名
“Notification channel mode”が“no”である場合、esrmchnlコマンドでいったんイベントチャネルを削除し、esmkchnlコマンドで-notifyオプションを指定してイベントチャネルを再作成します。
詳細な例外情報%s2のマイナーコードが“1179255248(0x464a01d0)”または“1179257296(0x464a09d0)”の場合、以下のいずれかの対処を行ってください。
イベントチャネルに接続しているコネクションの総数がイベントチャネル作成時に設定した最大接続数（イベントチャネルに接続するプロデューサおよびコンシューマの合計値）を超過した可能性があります。esmonitorchnlコマンドで不要となった接続情報を回収してください。
JMSアプリケーションの終了時または運用中に、不要となったConnectionオブジェクトをクローズしていない可能性があります。JMSアプリケーションにおいて、不要となったConnectionオブジェクトをクローズしているかを確認してください。
イベントチャネルが動作するサーバシステムにおいて、Windows(R)の場合はイベントログ上のメッセージ、Solaris/Linuxの場合はシステムログ上のメッセージを参照し、本メッセージと同じ時間帯にエラーメッセージes10804が出力されていないかを確認してください。エラーメッセージes10804が出力されている場合は、エラーメッセージes10804の対処を行ってください。
上記以外の場合は、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”または“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、適切なユーザの対処を行ってください。
