メインメニューを起動する前の準備、使用時の留意事項、および起動方法について説明します。
事前準備
メインメニューはInternet Explorerを使用してデータを表示します。そのため、メインメニューを使用するPCには、Internet Explorerの設定が必要です。
メインメニューまたはダウンロードメニューを使うPCでは、Internet Explorerのセキュリティレベルの設定を必要に応じて行ってください。
Webブラウザのサイト(URL)が属するゾーンのセキュリティレベルが、以下に示すレベルより高い場合、正常に動作しない場合があります。
セキュリティレベル「中」
上記の理由で正常動作しない場合、Webブラウザのサイト(URL)を上記と同等以下のセキュリティレベルのゾーンに所属させるか、現在所属しているゾーンのセキュリティレベルを下げる必要があります。
通常、「イントラネット」または「信頼済みサイト」のゾーンは上記のセキュリティレベルが既定となっているため、どちらかのゾーンの[サイト]にWebコンソールのサイト(URL)を登録することをおすすめします。
なお、Webブラウザを表示させたときに、ブラウザの右下に現在属しているゾーンが表示されます(「イントラネット」、「インターネット」など)。
なお、Internet Explorer 7.0またはInternet Explorer 8.0の場合で、情報バーに「イントラネット設定は規定でオフになりました。」が出力された場合は、イントラネット設定を有効にしてください。
Windows Server 2003またはWindows Server 2008でWebブラウザを使用する場合は、IE ESCの構成を変更する必要があります。
Windows Server 2003の場合
以下の操作を行ってください。
[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]を実行します。
[Windows コンポーネントの追加と削除]をクリックして、[Windows コンポーネント ウィザード]を起動します。
[Internet Explorer セキュリティ強化の構成]のチェックボックスをオフにして[次へ]をクリックし、操作を完了させてください。
Windows Server 2008 の場合
以下の操作を行ってください。
[管理ツール]-[サーバー マネージャ]を実行します。
[サーバの概要]-[セキュリティ情報]にある[IE ESCの構成]をクリックします。
以下の画面が表示されます。
管理者とユーザー(非管理者)の両方に対し[オフ]にを選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。
64ビットOSの場合は、Webブラウザは32bit版のInternet Explorerを用います。Internet Explorerの設定を行う場合は、[スタート]-[すべてのプログラム]-[Internet Explorer(32bit)]または[Internet Explorer]を選択して、32bit版のInternet Explorerで設定を行ってください。
手順
注意
メインメニューから実行されるすべての画面には、JIS X 0213:2004で追加された文字は使用できません。
メインメニューはログインしたユーザーの操作権限に応じて、以下のメニュー画面が表示されます。
システム管理者用メニュー
部門管理者用メニュー
ユーザー用メニュー
メインメニューへのログイン方法は、以下のとおりです。
Webブラウザの[アドレス]欄に、以下のURLを入力します。
http://サーバ情報(CSのFQDN名 or ホスト名 or IPアドレス)/DTP/index.html |
→ログイン画面が表示されます。
以下の情報を入力し、[ログイン]ボタンをクリックします。
[ユーザーID]テキストボックス
[パスワード]テキストボックス
→ユーザーIDに割り当てられた権限に合わせてメニュー画面が表示されます。
システムアカウントが割り当てられたユーザーIDでログインした場合は、以下のメニューが表示されます。
システム管理者用メニューでは、Systemwalker Desktop Patrolが管理するすべての情報について、設定および参照できます。
なお、インストール直後の状態では、メインメニューの[環境設定]のみ操作できます。
[環境設定]でマスタ管理情報を構築し、システムアカウントのユーザーIDを部門に所属させることで、メインメニューのすべての項目を操作できるようになります。